From now until it's August 31 debut, UFC.com introduces you to the 16 champions battling to win The Ultimate Fighter: Team Benavidez vs Team Cejudo and get a chance to face current flyweight champion Demetrious Johnson.
有己空(近藤有己)や宇野薫、岡見勇信に堀口恭司と、オクタゴンで活躍した日本人ファイターは多くいる。だが、その歴史に1つ足りないものがある――それはUFCの王座だ。扇久保博正はそれを変えたいと願い、そのきっかけをつかんだ。ジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン24の出場者に選ばれたのだ。
頂点に立った者に与えられるのは、UFCフライ級王者デメトリアス・ジョンソンへの挑戦権だ。“マイティ・マウス”のことは尊敬しているという扇久保だが、一方で自分には彼を倒すツールがあるとも信じている。 「彼は完成された素晴らしいファイターで、ハイレベルの打撃、レスリングとグラウンドゲームを得意としています」と扇久保は通訳兼マネジャーの石井史彦を介して語った。「でも、僕はオクタゴンで彼を打ちのめすチャンスがあると確信しています」 15勝3敗2分という扇久保の戦績は日本の格闘技史において長く突出していた。最後に敗北を喫したのは2013年5月の堀口戦。以来5連勝中だ。29歳の扇久保はこの時期がキャリアの転機だったと振り返る。 「2013年にフライ級に転向することを決めました。フェザー級のタイトルを失い、2人目の子どもが生まれた頃です。僕のキャリアにとってこれは大きなターニングポイントでした」 以来、彼は負けなしだ。4月には菅原雅顕に5ラウンドサブミッション勝ちを収めている。そして、TUFからお呼びがかかった。 「TUF 24のことを聞いた時は本当に興奮しました。そろそろUFCとの契約が近づいているなと感じていた時期でもあったので」と彼は述べた。「でも、それ以前にも僕は集中していましたし、全ての試合に向けてハードに準備をしていましたよ」 だが、多くの出演者と違い、扇久保は自分のためだけに戦っているのではない。彼は国の期待を背負って戦っているのだ。 「僕は日本のMMA代表としてその強さを証明したいと思っています。TUFシリーズに出演する初めての日本人ファイターですから」 さらに、ショーの出演者全員の共通課題として、フライ級の面白さを世界に伝えるという任務もある。しかし、扇久保はそうした肩にかかるプレッシャーさえもやりがいと感じている。 「はい。僕も他の人たちと同じ気持ちです。僕の技術の全てを駆使して、勢いのあるエキサイティングなファイトを見せつけたいですね」 だが結局のところ、重要なのは最後にベルトを手にできるかどうかだ。黄金のベルトを腰に巻くことが彼にとって意味するものとは? 「それは僕の夢が全てかなうということですね」