メインコンテンツに移動
A general view of the Octagon during the Road to UFC 3 event at the UFC Performance Institute on May 19, 2024 in Shanghai, China. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
Road To UFC

ROAD TO UFC シーズン4開催決定、1回戦は5月22(木)23日(金)に実施

アジア太平洋のMMAトップアスリートたちが出場、UFCパフォーマンス・インスティチュート上海よりライブ配信

世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFC®(Ultimate Fighting Championship)は本日、アジアのMMAトップ選手たちが世界を目指す上で最大級の機会である『ROAD TO UFC』のシーズン4を開催することを発表いたします。新シーズンの1回戦は中国・上海のUFCパフォーマンス・インスティチュート(UFC PI)にて、日本時間2025年5月22日(木)および23日(金)に実施いたします。また、シーズン4はモンゴル、中国、韓国、日本、インド、シンガポール、インドネシアに加えて、オーストラリアおよびニュージーランドの選手も参加することになっております。

ROAD TO UFCはアジアの有望なMMA選手にUFCと契約するための道を切り開く、革新的な"勝ち抜き"方式のトーナメント戦として展開しております。32名の総合格闘家が4つの階級に分かれて競うのに加え、さらなる機会を提供する場として非トーナメント戦も実施いたします。

過去3シーズンを通して、ROAD TO UFCに参加した17名にUFCとの契約が与えられており、下記の通り、過去3回のシーズン優勝者11名のほか、決勝戦進出者3名、非トーナメント戦勝者3名が名を連ねます。

  • 中国:ロン・チュー、イー・ジャー、ジャン・ミンヤン、シャオ・ロン、シー・ミン、ワン・ツォン
  • インド:アンシュル・ジュブリ
  • インドネシア:ジェカ・サラギ
  • 日本:中村倫也、風間敏臣、鶴屋怜
  • 韓国:リー・ジョンヨン、パク・ヒョンソン、ユ・スヨン、イ・チャンホ、チェ・ドンフン
  • モンゴル:ニャムジャルガル・トウメンデムベレル

目下、ROAD TO UFCからUFC契約に至った選手はUFCロースターに名を連ねるアジア出身選手の約3分の1を占めており、このトーナメントがアジア地域のトップ選手を発掘することに成功していることを証明しています。2022年以降、契約を勝ち取った選手は合計23試合を戦い、フィニッシュ決着が7回、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトは7回受賞しています。

ROAD TO UFCシーズン4の1回戦はUFC PI上海に観客を迎え入れて実施いたします。UFCが2019年に開業したUFC PI上海は9万3,000平方フィート(約8,640平方メートル)、本拠地ラスベガスにある最初のUFCパフォーマンス・インスティチュートの約3倍の広さを誇り、世界最大かつ最先端のMMAトレーニングおよび育成施設です。UFC PI上海は完全招待制のUFCアカデミーコンバインを実施し、地域最大のMMA才能育成プログラムであるUFCアカデミーの全額支給奨学生となる新進気鋭のプロスペクトを選定することによって、中国本土やアジア太平洋地域の次世代MMAアスリートの育成・支援に取り組んで参りました。また、中国オリンピック委員会の公式ハイパフォーマンスアドバイザーも務めております。さらに、UFCは先ごろメキシコシティに3つ目のUFC PIを開業しており、UFCアカデミープログラムをさらに拡大させております。

ROAD TO UFCシーズン4の1回戦はアメリカ・ネバダ州ラスベガスにある姉妹施設『UFC APEX(UFCエイペックス)』との接続を通じたライブリモートプロダクション(REMI)専用施設を備えるUFC PI上海より、アジア圏のプライムタイムにライブ中継することになっております。

ROAD TO UFCシーズン4は男子のフライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級のトーナメントを実施いたします。アジアのMMAトッププロスペクトたちにさらなる機会を提供すべく、非トーナメント戦も4試合を予定しており、出場選手は下記の通りです。

フライ級(56.7kg以下)

  • アーロン・タウ(ニュージーランド)
  • アグラリ(中国)
  • 吉田開威(日本)
  • ムリドル・サイキア(インド)
  • ナムスライ・バトバヤル(モンゴル)
  • リオ・ティルト(インドネシア)
  • 山内渉(日本)
  • イン・シュアイ(中国)

バンタム級(61.2kg以下)

  • チャングレン・コレン(インド)
  • 伊藤空也(日本)
  • ピーター・ダナソー(タイ)
  • 井村塁(日本)
  • シン・カイ・シオン(シンガポール)
  • スーラン・ランボ(中国)
  • ティ・ハイタオ(中国)
  • ギエム・ヴァン・Y(ベトナム)

フェザー級(65.8kg以下)

  • アへジャン・アイリヌアー(中国)
  • ユン・チャンミン(韓国)
  • ソ・ドンヒョン(韓国)
  • パク・オジン(韓国)
  • 青井人(日本)
  • リー・カイウェン(中国)
  • 中村京一郎(日本)
  • セバスチャン・サレイ(オーストラリア)

ライト級(65.8kg以下)

  • 神谷大智(日本)
  • デニ・ダファ(インドネシア)
  • ドム・マー・ファン(オーストラリア)
  • ジャック・ベッカー(オーストラリア)
  • パク・ジェヒョン(韓国)
  • レン・ヤーウェイ(中国)
  • キム・サンウク(韓国)
  • エフェヴィガ雄志(日本)

非トーナメント戦の参加者は後日発表いたします。

ROAD TO UFC シーズン4の各ラウンドは観客の前で実施され、場所と会場については各イベントに先立って発表いたします。決勝戦は注目の試合としてUFCファイトナイトに組み込まれ、各階級の優勝者にUFCとの契約が与えられます。

ケビン・チャン(UFCシニアバイスプレジデント兼アジア太平洋地域統括責任者)

「4シーズン目を迎えるにあたり、UFCロースターに登録されているアジア出身ファイターの約3分の1がROAD TO UFC出身者であることを考えれば、このトーナメントは大成功を収めていると断言できます。毎年、アジアの才能レベルは向上し続けており、RTUはそういった有望な選手たちに、UFCという大舞台に立つ準備ができていることを証明する機会を与えています。今回、オーストラリアとニュージーランドからの参加者を迎えることで、さらにレベルを上げることができると考えております」

ROAD TO UFCの各エピソードはアジア圏のプライムタイム(グリニッジ標準時/GMT+8時間)の放送・配信を予定しており、日本では『U-NEXT』および『UFC Fight Pass』にてライブ・見逃し配信いたします。また、アジア各国ではそれぞれのアスリートの奮闘を下記のUFCブロードキャストパートナーが提供する特集や試合の模様を通じてご視聴いただけます。