UFC 166 プレリミナリー・ファイトの結果を見てみよう。
ティム・ボーシュがミドル級戦線で活躍をしたこの日のUFC166において、その元ライバルのヘクター・ロンバードも鮮烈なウェルター級デビューを飾った。 ティム・ボーシュ vs. CB ダラウェイ強力なレスラー同士の激戦は、ティム・ボーシュがCB ダラウェイを2-1の判定で下した。 試合開始とともに全力でパンチを振るっていったボーシュ。ダラウェイも鋭いカウンターを返す。ダラウェイは試合中ずっとボーシュを挑発。ボーシュは前進し続けるが、ダラウェイの強烈なミドルや膝などのカウンターをもらうこととなった。2ラウンド。ボーシュの突進をテイクダウンでカウンターしたダラウェイは、バックを奪おうとするが立ち上がられてしまう。後半、またしてもボーシュのパンチをかいくぐってテイクダウンを奪ったダラウェイ。ボーシュも下から腕を取ろうとするが、ダラウェイは上から肘を打ち下ろしていった。3ラウンド、ダラウェイは二度にわたりボーシュの目を付いてしまい、1ポイント減点されてしまう。再開後テイクダウンからマウントを奪ったダラウェイだが、ボーシュは脱出。スタンドでダラウェイに迫って行く。ダラウェイも負けじとテイクダウンを奪ってみせた。 採点は減点もあって30-26, 30-26,27-29で二者がボーシュを支持。ボーシュはこれで17勝6敗となり、ミドル級では5勝2敗。ルーク・ロックフォードの代役として出場したダラウェイはこれで14勝6敗となった。 ネイト・マーコート vs. ヘクター・ロンバード二試合連続の判定決着が続いた会場を、「ライトニング」ことヘクター・ロンバードが叩き起こした。この日のウェルター級戦において、ロンバードは1Rでネイト・マーコートを失神させたのだ。 試合がはじまると低い構えでマーコートに迫るロンバード。マーコートもハイキックを繰り出す。やがてロンバードの強烈な左がヒット!チャンスと見たロンバードがラッシュして右を当てると、マーコートはダウン。さらに重い鉄槌を繰り出すと1分48秒、マーコートは完全失神した。キューバ人ファイターのロンバードはこれで33勝4敗1分1ノーコンテストに、マーコートは35勝13敗2分となった。サラ・カフマン vs. ジェシカ・アイ女子バンタム級の二人は、3ラウンド激しいボクシングの攻防を展開した。結果、UFCデビューとなるジェシカ・アイが元ストライクフォース王者のカフマンを判定2-1で下した。 1ラウンド。アイを追うカフマンと、打ち返すアイという攻防に。この攻防が試合を通して続くこととなった。アイがフェンス際でダーティボクシングから足踏み攻撃を見せれば、カフマンも強烈な膝やパンチを当てた。 2ラウンド、カフマンはローを交えて攻撃を散らしてゆく。カフマンが強烈な右を当てると、アイはカフマンをフェンス際に追い込んで容赦のない足踏み攻撃。カフマンも押し返して腿への膝や顔面への肘を当てていった。 3ラウンド、相変わらず前に出たカウフマンだが、アイは左のロングを痛烈にヒット。カフマンもお返しに右をハードヒット。そのままラッシュを仕掛けるがアイは凌いでフェンス際に押して難を逃れる。しかしカウフマンは再び右をあてて優勢にラウンドを終えた。 判定は 29-28, 29-28, 28-29でアイに。その戦績は11勝1敗となった。敗れたカフマンは 16勝3敗に。他の二敗はロンダ・ラウジとマルロス・クーネンの手によるものだ。 アイの試合後インタビューはこちら。ジョージ・ソティロポロス vs KJ ヌーンボクサーのKJヌーンと柔術黒帯のジョージ・ソティロポロスの注目の対決は、あまり見せ場のないままにヌーンが判定3-0で勝利した。 1ラウンド、お互い手数の少ないまま時間が過ぎ、場内はブーイング。残り30秒のところでヌーンはラッシュをかけ、何発かパンチを当ててみせた。 2ラウンド、ヌーンはパンチで前に出るが、ソティロポロスもカウンターや蹴りを返す。スタンドでヌーンと互角に渡り合うソティロポロスは、やがてテイクダウンに成功! 脱出したヌーンは終盤にまたしてもラッシュをかけようとするが、逆にフックとハイキックを浴びてしまった。 3ラウンド、激しいボクシングが開始。やがてヌーンの強烈な右が二発入り、ソティロポロスは流血。それでも闘志の衰えないソティロポロスは、前に出て打ち返してはテイクダウンを狙う。またしても強烈なパンチをヒットさせるヌーン。ソティロポロスもハイキックを狙うが、終盤はお互い力が残っていなかった。判定は29-28.29-28,20-27でヌーンを支持。これでヌーンは11勝6敗に、ソティロポロスは14勝6敗、4連敗となった。