日本時間7月10日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスにあるT-Mobileアリーナで行われたUFC 200における、アーリープレリミナリーカード(前座試合前半戦)第2、第3試合の結果は以下の通り。
ライト級 5分3ラウンド ディエゴ・サンチェス vs. ジョー・ローゾン TUFシーズン1王者のサンチェスは、今年3月にジム・ミラーとの激闘を判定3-0で制している。対するローゾンは、昨年12月にエヴァン・ダナムに判定で敗れて以来の登場。極めてアグレッシブな戦いぶりで人気の両者によるこの試合。激しい攻防が期待できそうだ。 1ラウンド。サウスポーから、独特の手打ちのパンチを放って行くサンチェスに対し、ローゾンはオーソドックスからワンツーで圧力をかける。やがてローゾンの左フックがヒット! さらにローゾンが左アッパーとヒジで追い打ちをかけると、サンチェスの腰が落ちる! さらにパウンドを被弾しながらも立ち上がったサンチェスに、ローゾンがさらに左アッパー! 再び崩れたサンチェスにさらに左右のヒジ。それでも立ち上がって下がるサンチェスを、ローゾンは追いかけてパンチのラッシュ! 左アッパーとフックが何度もまともに入り、棒立ちになるサンチェス。ローゾンは「まだ止めないのか?」とレフェリーを見るが、倒れないサンチェスを見たレフェリーは試合を続行。ふらつきながらも必死で回って逃れようとするサンチェスに、ローゾンの右ストレートがスマッシュヒット! 1分26秒、ついにレフェリーが試合を止めた。 大舞台で会心のKO勝ちを収めたローゾンは「最高の気分だ! ボクシングをずっと練習してきたんだ。ゴミとの試合では打ち合いは避けたし、ダナムとの試合では拳を負傷していたけど、今回は怪我もなく調子が良かったんだ」と語った ミドル級 5分3ラウンド ゲガール・ムサシ vs. チアゴ・サントス 昨年の日本大会では鳥人ユライア・ホールの飛び膝に不覚を取ったムサシは、今年2月にはターレス・レイチに判定3-0で快勝して復活をアピールした。 対するサントスは現在4連勝中。5月にはネイサン・マーコートをパンチで1ラウンドで沈め、大物食いを果たしている。 1ラウンド、オーソドックス同士の両者。オクタゴン中央を取ってジャブで圧力をかけるムサシに対し、サントスは回りながらカウンターを狙う。やがてワンツーで前に出たムサシの右ストレートがヒット! ひるんだサントスに右アッパーのラッシュを賭けると、サントスが膝を付く。 サントスの背後から体重をかけたムサシはパウンドを連打。さらに、立ち上がろうとするサントスを改めて倒してサイドに付く。 胸を合わせて抑え込んだムサシは、ハーフからパウンドを放ちながらマウントを狙うが、サントスもガードに戻す。やがてサントスが腕十字狙いから足で距離を作って立とうとした瞬間、ムサシの右アッパーと左フックがヒット! 倒れ込んだサントスに追い打ちをかけると、4分32秒でレフェリーが試合を止めた。 見事な打撃とグラウンドコントロールを見せて完勝したムサシは「彼はトップ10ファイターを倒せる選手だと思うよ。まだ無名だけど危険な相手だ。僕はミドル級ではトップクラスの打撃を持っていると思っている。そして柔術やレスリングでも上回っていたから、どんな局面でも戦えたよ」と語った。