ミドル級王者のルーク・ロックホールドと、次期挑戦者として正式に発表されたマイケル・ビスピンが米国の『FOX(フォックス)』で放送中の“UFC Tonight(UFCトゥナイト)”に出演し、UFC 199での対決を前に口論を繰り広げた。
どういった経緯でこの試合が決まったのかと問われたビスピンは「クリス・ワイドマンがまた欠場することになったのはご存知だろう。ジャカレ(ホナウド・ソウザ)は意気地なしだからな。ガッツがあって、どんな状況でも戦える本物のファイターが必要だったんだ。まさにオレのことさ、だからオレが選ばれた」と説明している。 この試合を引き受けるにあたり、迷いはなかったというビスピンは「ルークがどんなファイターなのかは知っている。前回対決したときは負けた。それも分かっている。だけど、オレはちっともヤツのことを恐れていない。覚悟しとけよ、ルーク」と言い放った。 番組に解説者として出演していた現ライトヘビー級王者のダニエル・コーミエがロックホールドに対し、「ビスピンの発言についてどう思うんだ? このまま何も言い返さないのか?」と質問を投げかけると、ロックホールドは「(この試合を機に)引退する決意なんだろ。おめでとうと言いたいよ」と皮肉った。 ロックホールドは「前回は第1ラウンドで試合を決められなかった。あれはオレの間違いだった。今回はハーフラウンド(開始2分30秒)以内に倒してやるよ」とビスピンをけなしている。 一方のビスピンは「オレと対戦して以来、まともな相手と戦っていないだろ」と応戦。「前回やり合った時はオレが負けた。それは認める。だが今回も同じようにいくとは思うなよ。自信過剰になると痛い目にあうぞ」 長年タイトル戦出場のチャンスを逃してきたビスピンは「まぐれでこのタイトル戦に出場する訳じゃない。確かに山あり谷ありだった。それでも10年以上トップファイターと戦ってきた。史上最強と言われたアンデウソン・シウバも倒した。この1年で精神的にも成長できた。前回戦った時のオレだと思うなよルーク」と語った。 「これがオマエの運命なんだろ?」とビスピンを冷やかしたロックホールド。「オマエの運命はオレのビッチになることなんだよ」と続けた。 そのコメントを聞いたビスピンは怒りを爆発させ、テレビでは放送できない発言を連発。そのままロックホールドは立ち上がって席を離れてしまったため、2人のインタビューは終了した。