UFCファイトナイト、プレリミナリーファイトの結果は以下の通り。
8月23日、タルサ:この日BOKセンターで行われたUFCファイトナイトにて、2010年以来UFCに復帰したウェルター級戦士のベン・サンダースは、KO勝ちこそ得ることはできなかったものの、素晴らしい勝利を得た。サンダースはニューカマーのクリス・ヘザリーからUFC史上初のオモプラッタでの一本勝ちを収めたのだ。 試合開始後、サンダースの打撃をまったく恐れず前に出たヘザリーはテイクダウンに成功。ガードを取ったサンダースはすかさずラバーガードの体勢に。足を高く上げたまま三角のクラッチを作ったサンダースはオモプラッタに移行。そのままヘザリーの肩を極めて2分18秒でタップアウト勝ちを収めた。 この勝利でサンダースは17勝6敗2分に、ヘザリーは8勝2敗1ノーコンテストとなった。 マグニー vs. ガルシアニーム・マグニーはこの日のウェルター級戦において、アレックス・ガルシアを判定3−0(30−27、30−27、29−28)で倒し今年4勝目をあげた。これでマグニーは12勝4敗に、ガルシアは12勝2敗となった。1ラウンド、驚くべきことに身長とリーチで勝り、距離を取って戦いたいと思われたマグニーがガルシアをテイクダウン。さらに見事なグラウンドコントロールを見せて試合を支配した。2ラウンド、右足を捻ったガルシアは苦戦しながらもとうとうマグニーをテイクダウンすることに成功。そこからあまり有効な打撃を当てることができなかったガルシアだが、スタンドでも果敢に攻めていった。3ラウンド、ガルシアはスラムでテイクダウンに成功。マグニーが立つとガルシアさらにテイクダウンに。プロレス流のパイルドライバーまで繰り出してそれを逃れたマグニーは、逆に残り30秒でテイクダウンを奪い返した。 「この試合はとても不思議な方向に進んだよ」とマグニーは語った。「まさかこういう展開になるとは思わなかったし、ちょっとがっかりしている。リーチ差を活かして距離を保って打撃を当てるつもりだったんだけど、向こうが前に出て来なかったんだ。危険を冒して前に出るか、下がるかなかなか難しい選択だった。ともあれこれで僕は今年UFCで4戦全勝だ。誰とでも戦うし、これからもどんどん試合したいね。」 ダリウシュvs. マーティン1ラウンドに苦戦したベネイル・ダリウシュだったが、2ラウンドに逆襲し、見事にトニー・マーティンから一本を奪ってみせた。 1ラウンド、大部分をスタンドの攻防に費やした寝業師二人。パンチの攻防で優位に立ったのはマーティンの方だった。2ラウンド、試合はついにグラウンドの攻防へ。マーティンが下からギロチンを狙うと、ダリウシュはすかさずパスをして肩固めの体勢に。3分38秒で見事にタップを奪ってみせた。 この勝利でダリウシュは8勝1敗に、マーティンは8勝2敗となった。 ホーバー vs. フィリップスこの日のバンタム級戦において、マット・ホーバーはアーロン・フィリップスを圧倒して3−0の判定勝利(三者とも29−28)を収めた。これでホーバーは9勝2敗に、フィリップスは8勝2敗となった。 試合開始早々テイクダウンを奪ったホーバーは、そのまま上をキープ。フィリップスも下から果敢に打撃を繰り出すが、ポジショニングではホーバーが上回った。2ラウンド、またもホーバーがテイクダウン。フィリップスも立ち上がることに成功するが、ホーバーはさらにテイクダウンを重ねて攻撃し、フィリップスを出血させた。 3ラウンドも同じ戦法を貫いたホーバーのテイクダウンに対して、フィリップスは有効な対策を示すことができず、UFC2連敗となった。ヘイス vs. サンチェス直前のオファーを受けたジョビー・サンチェスはベテランのウィルソン・ヘイス相手に健闘を見せたが、この試合は1ラウンドと3ラウンドを確実に取ったヘイスが判定3−0(三者とも29−28)で勝利を収めた。今回フライ級レビューを勝利で飾ったヘイスはこれで18勝5敗に、サンチェスは6勝1敗となった。1ラウンド、追うヘイスと下がるサンチェス。やがてテイクダウンに成功したヘイスはバックを奪い、その体勢をキープした。 2ラウンド。明らかに1ラウンドを奪われたサンチェスが反撃に。左でヘイスの膝を付かせると、さらに右ハイでもダウンを奪う! なんとか立ち上がったヘイスもテイクダウンからバックを奪って反撃していった。 3ラウンド、ヘイスがテイクダウンを奪うとサンチェスは立つ。それでもしつここく試合をグラウンドに持ち込んだヴェテランのヘイズはバックからショーク狙い。入ったかに見えたがサンチェスはエスケープ。最後にスタンドで大逆転を狙ってラッシュをかけたが、試合をひっくり返すには至らなかった。