UFCファイトナイト・メインカードの結果を見てみよう。
水曜夜、ブラジルのベロ・ホリゾンテのミネイリーニョ・アリーナにて行われたUFCファイトナイトの共同メインイベントにおいて、リオデジャネイロのホナウド・"ジャカレ"・ソウザ が、長きに渡ってミドル級コンテンダーの地位を保持している岡見勇信を1ラウンドでKOし、ミドル級タイトル戦線にその存在を大きくアピールしてみせた。
試合開始早々前に出る元ストライクフォース王者のソウザ。強烈な右がヒットして岡見がぐらつく! さらにラッシュをかけてゆくソウザだが、ガードを固めた岡見はこの猛攻をなんとか凌ぎ、ジャカレのテイクダウン狙いを切ってみせた。しかし、ラウンド中盤にソウザの右が再びヒットして岡見をノックダウン! さらにソウザがパウンドを連打すると、2分47秒、レフェリーのリオン・ロバーツが試合を止めた。 この勝利でソウザは19勝3敗1ノーコンテストに、岡見は30勝8敗となった。
ジャカレの試合後インタビューはこちら。
ベナヴィデス vs. フォルミーガ
フライ級とトップコンテンダーの ジョセフ・ベナヴィデス がジュシー・フォルミーガを見事に1ラウンドKOで仕留めてみせた。これでベナヴィデスは3連勝、2連続KO勝利を飾ったこととなり、ナンバーワンコンテンダーの地位を確固たるものとした。
両者にとって重要なこの試合、序盤は二人とも慎重に距離をうかがう展開となった。そして、距離を最初に掴んだのはベナヴィデスだった。素早い右を当てたベナヴィデスが、さらに左膝をボディに叩き込むとフォルミーガがダウン! 亀の体勢になったフォルミーガはベナヴィデスの追撃のパウンドを受けるのみ。3分07秒、レフェリーのマリオ・ヤマサキが試合を止めた。 ベナヴィデスはこれで19勝3敗に、フォルミーガは15勝3敗となった。
ベナヴィデスの試合後インタビューはこちら。
ホールマン vs. トライナルド 今回がUFC デビューとなったポーランド人ファイター、ビオトル・ホールマンは不可能を実現してのけた。フランシスコ・ドライナルドをただ倒すのではなく、2ラウンドに一本で仕留め、ブラジルの観客を静まりかえらせたのだ。1ラウンドはトライナルドが圧倒。ホールマンを強烈なミドルで痛めつけてダウンを奪い、さらにテイクダウンまで奪ってみせたのだ。しかし守勢に回ったホールマンも決して諦めずに抵抗し続けた。 2ラウンド、逆にテイクダウンを奪ってみせたホールマン。しかしトライナルドも膝十字から逆にテイクダウン狙いで攻めかえす。しかし、スタミナを失ったトライナルドは失速。ホールマンに上のポジションからパウンドの連打を許してしまう。トライナルドを削ったホールマンは、続いてキムラロックの体勢に入り、3分50秒で見事な一本勝ちを奪ってみせた。 この勝利でホールマンは14勝1敗に、トライナルドは13勝3敗となった。
ホールマンの試合のハイライトはこちら。
ナタル vs. トゥロエング ハファエル・ナタルとトール・トゥロエングは見応えのある寝技の攻防を展開してみせた。しかし、決定打となったのはナタルの打撃だった。トゥロエングから二度のダウンを奪ってみせたナタルが、判定3-0(30-27、30-27、29-28)で勝利した。これでナタルは17勝4敗1分に、トゥロエングは16勝5敗1分となった。試合開始後、右を当ててトゥロエングからダウンを奪って見せたナタル。しかしスウェーデンのトゥロエングは素早い回復を見せ、柔術黒帯のナタルの上のポジションを見事に返してみせた! しかしナタルもお返しのスイープ! さらに体勢を入れ替え合う両者は、グラップリングの攻防で観客を惹き付けたのだった。 2ラウンド、またもや右を当ててトゥロエングをダウンさせたナタル。さらにラッシュをかけてゆくが 、トゥロエングはまたもやピンチを脱出。しかし主導権を奪い返すまでは至らず、ナタル優勢のままラウンドを終えた。 3ラウンド、ナタルはトゥロエングをギロチンで締め上げてあわやの場面を作ってみせる。しかし、TUF17に出場したトゥロエングも最後まで諦めずに戦い続けてみせた。
バゴティノフ vs. ヴィニシウスロシアのフライ級ファイターアリ・バゴティノフは、ブラジルの マルコス・ヴィニシウスを3ラウンドKOに仕留め、見事なUFCデビューを飾った。試合開始後、パンチのラッシュをかけてヴィニシウスをフェンスまで追い詰めたバゴティノフ。さらにバゴティノフは痛烈な右を当ててヴィニシウスはダウン! バゴティノフはさらにギロチンで試合を決めにかかるが、ヴィニシウスは逃れて逆にバックポジションを奪取し、上から攻め込んでいった。
2ラウンド、一瞬の左を当てたバゴティノフはラッシュをかけ、さらにテイクダウンを奪う。ヴィニシウスも下から抵抗し、やがてスタンドに戻すことに成功したが、バゴティノフにまたもやテイクダウンを奪われてしまった。3ラウンド、バゴティノフの右がヒットしてヴィニシウスはダウン! さらに追い打ちをかけるとレフェリーは3分28秒で試合をストップした。これでバゴティノフは11勝2敗、ヴィニシウスは20勝6敗1分となった。 バゴティノフの試合のハイライトはこちら。