UFC 181 メインカードの結果は以下の通り。
ラスベガスのマンダレイベイ・イベントセンターで行われたUFC 181大会において、負傷とTUF20でコーチとしてチームを率いたことで15ヶ月もの間オクタゴンから遠ざかっていたアンソニー・"ショータイム"・ペティスが、ギルバート・メレンデスから2ラウンドで一本勝ちし、ライト級タイトル初防衛に成功した。 「去年は大変な年だった。でもこれで俺が誰だかみんな思い出しただろ」とペティスは語った。「俺が、UFCでもっとも過酷なこの階級のチャンピオンなのは偶然じゃないんだよ。」 13年8月にベンソン・ヘンダーソンを倒してタイトルを奪取して以来の登場となったこの試合で、ペティスはメレンデス相手に苦戦を強いられた。しかし一瞬の隙を見逃さずに勝利を奪ったのだった。 「アンソニーはとにかく速くてすばしっこい若者だ。あのスピードを体感すると、僕は自分が少し年取ったように感じたよ」と、32才にして元ストライクフォースとWEC王者のメレンデスは語った。 試合がはじまると、グローブタッチもせずに闘いに臨んだ両者。メレンデスはパンチでペティスを金網まで追い込むとテイクダウンに成功。しかしペティスもすぐに立ち上がる。エル・ニーニョことメレンデスは、それでも必要に彼に密着して打撃を当ててゆく。ペティスはやがて距離を取ることに成功するが、メレンデスはプレッシャーをかけ続けてテイクダウンに成功。再び立ち上がったペティスは強烈なミドルとハイを見舞うが、メレンデスは動じない。ラウンド終盤にペティスは距離を掴みはじめ、有効打を入れることに成功した。2ラウンド、ペティスに打撃を効かされたかに見えたメレンデスだが、コンビネーションを振るいながら前に出てプレッシャーをかけ続ける。それを振りほどき続けるペティスは、やがて右をヒット! ふらついたかに見えたメレンデスがテイクダウンに行くと、ペティスはそれをギロチンで切り返す。そのまま締め上げたペティスが1分53秒で一本勝ちした。この勝利で、27才のペティスは18勝2敗に、これまでフィニッシュされたことがなかったメレンデスはこれで22勝4敗となった。 ブラウン vs. シャウブ ヘビー級3位にランクされているトラヴィス・ブラウンが、ブレンダン・シャウブを1ラウンドで仕留めて、4月にファブリシオ・ヴェウドゥム戦の敗戦から復活した。お互い慎重な立ち上がりをみせたこの試合、やがてシャウブが2度テイクダウンを決めるとにわかに展開しはじめることに。すぐに立ち上がったブラウンは右のアッパーカットをヒット! シャウブはダウンして試合はグラウンドに持ち込まれた。ブラウンがマウントを奪うと、背中を向けてしまうシャウブ。ブラウンはシャウブの体を伸ばしてパウンドを連打し、4分50秒で試合をきめた。 ブラウンはこれで17勝2敗1分けに、シャウブは11勝5敗となった。 ダフィー vs. ハミルトン 09年にUFCデビューをしてからあまり調子の出ていなかったトッド・ダフィーは、この日アンソニー・はミルトンを僅か33秒でKOしてみせた。 ダフィーはこれで3連勝だが、同時にこの試合は、12年12月以来のものだった。その間パーソナージュ‐ターナー症候群に悩まされていたダフィーは、医師の許可を得てオクタゴンに戻って来て、殴り合いの中でハミルトンを倒して33秒で勝利したのだった。 これでダフィーは9勝2敗に、ハミルトンは13勝4敗となった。 ファーグソン vs. トゥルヒーホ TUF優勝者のトニー・ファーグソンがアベル・トゥルヒーホの序盤の猛攻を凌いで逆襲して一本勝ち。有望株からコンテンダーへと、階段を見事に駆け上がってみせた。 1ラウンド、先制攻撃をきめたのはトゥルヒーホの方。右でファーグソンを倒すとさらに攻め込むが、ファーグソンもスクランブルを用いてピンチを凌いでみせた。トゥルヒーホはさらにテイクダウンをきめるが、ファーグソンは立ち上がる。もう一度テイクダウンをされて立ち上がってみせたファーグソンは、ラウンド終盤に距離を掴んで打撃を当てはじめた。 2ラウンド、疲れを見せ始めたトゥルヒーホに対して、ファーグソンはグラウンドに持ち込んで攻撃。トゥルヒーホを動かしてさらにスタミナを消費させる。やがてファーグソンはバックからのチョークをがっちり極め、4分19秒でタップを奪ってみせた。これでファーグソンは18勝3敗に、トゥルヒーホは12勝6敗1ノーコンテストとなった。