UFC 184 プレリミナリーファイトの結果は以下の通り。
2月28日、ロサンゼルス:土曜日、ステイプルセンターで行われたUFC 184大会において、ホアン・"ジュカオン"・カルネイロが、08年9月以来の復帰戦となったこの日のミドル級戦において、長年コンテンダーの座にいるマーク・ムニョスを速攻で倒し、オクタゴンのスターとしてその存在を再び強烈にアピールしてみせた。 カルネイロはこれで6連勝。UFCにおいては07年12月のウェルター級戦でトニー・デスーザを倒して以来の勝利となった。これでカルネイロは20勝9敗、三連敗となったムニョスはこれで13勝6敗となった。試合開始後、当初ムニョスのグラウンド&パウンドに苦戦するかと思われたカルネイロは、見事にムニョスのタックルを切って上に。やがてバックを取ることに成功すると1分40秒でリア・ネイキッド・チョークを極めてみせた。 山本 vs. サラザール日本のスター、KID山本はこの日もUFCでの勝利を得ることができなかった。彼にとって12年2月以来となったオクタゴンでの試合となったローマン・サラザール戦は、偶然の反則によってノーコンテストとなってしまったのだ。 1ラウンド、積極的に攻めて行った山本だが、クリーンヒットを当てることはできない。対するサラザールは2ラウンドに調子を上げてテイクダウンを奪取。それはすぐに山本に立ち上がられたものの、さらにカウンターを当ててゆく。しかし、試合は突然に終了してしまった。山本の指がサラザールの目に入るアクシデントが起こり、サラザールはそのまま続行不能に。2ラウンド2分37秒で試合は止められた。 これでサラザールは9勝3敗1ノーコンテストに。東京から来た山本はこれで18勝6敗2ノーコンテストとなった。山本はこれまでのところUFCで0勝3敗だった。 ミーンズ vs. リマこの日のウェルター級戦において、ティム・ミーンズはそのUFCキャリアにおいて、もっとも素晴らしい試合を見せた。ミーンズはTUFにて決勝まで勝ちあがったことのあるディエゴ・リマを1ラウンドで仕留めてみせたのだ。 試合開始後、少し様子を見ていたミーンズはやがてリマを首相撲に捉えると、強烈な左の膝を頭にヒットしてダウンを奪う。立ち上がってみせたリマだが、ミーンズは再び膝をヒットするとさらに正確な攻撃をヒット。2分17秒でレフェリーが試合を止めた。 アルバカーキ出身のミーンズはこれで23勝6敗1分けに、リマは11勝3敗となった。 ルイス vs. ポッツヘビー級有望株のデリック・ルイスはこの日、南アフリカのルアン・ポッツを2ラウンドに打撃で仕留め、9月のマット・ミトリオーン戦の敗戦から見事に復活してみせた。 1ラウンド、ポッツは足関節狙い、ルイスは代名詞であるパウンド攻撃で両者とも見せ場を作ったが、試合を決めることはできなかった。2ラウンドにルイスは猛攻を仕掛けて試合を終わらせにかかるが、ポッツも凌ぎ続ける。しかしついにポッツはルイスのパウンドの前に力尽き、3分18秒で試合は終了した。これでヒューストン出身のルイスは12勝3敗に、ポッツは8勝4敗に。 クラウス vs. ラザロこの日、ジェイムズ・クラウスとヴォウミール・ラザロの二人のライト級戦士は死闘を展開した。結局判定2−1(29−28、28−29、29−28)で接戦を制したのはラザロの方だった。これでラザロは13勝3敗、クラウスは21勝7敗となった。 1ラウンド、ハンドスピードを利して手数を出して優位に立ったのはラザロの方。クラウスも2ラウンドに調子を上げてゆくが、ラザロに大きなダメージを与えることができない。最終ラウンド、お互い疲労困憊のなか射程距離で打ち合ったが、どちらも決定打を打てないまま勝敗はジャッジの手に委ねられた。 フーレンvs. トーレス二人のフェザー級ニューカマー、マシオ・フーレンとアレックス・トーレスの二人はオクタゴンにて死力を尽くして闘った。結果としてフーレンが判定2−1(29−28、28−29、29−28)で接戦を制した。これでフーレンは10勝4敗に、トーレスは2勝2敗となった。 TUFの同じシーズンに出場した二人は、1ラウンドから強打を入れ合った。トーレスの方が正確な打撃を当てて優位に立ったが、2、3ラウンドに前に出て主導権を取り返し、大いにファンを沸かせてみせたのはメキシコ出身のトーレスの方だった。