日本時間4月23日(日)、 アメリカ・テネシー州ナッシュビルにあるブリヂストン・アリーナでUFCファイトナイト・ナッシュビルのメインイベントとしてカブ・スワンソン対アルテム・ロボフのフェザー級マッチが行われた。
フェザー級 5分5ラウンド カブ・スワンソン vs. アルテム・ロボフ スワンソンは昨年6月に川尻達也と、12月にチェ・ドゥホとそれぞれ大死闘を展開した末、ことごとく競り勝って3連勝。現在フェザー級ランキング4位につける。 対するロボフはライト級王者コナー・マクレガーのスパーリングパートナーとして知られる選手。前回は石原夜叉坊に勝利して2連勝を飾っている。今回はメインイベントに大抜擢だ。 1ラウンド、サウスポーのロボフがオクタゴン中央を取るのに対し、スワンソンは軽快に回る。やがてロボフが右アッパーで飛び込んだところで組み合いに。そこでもろ差しを取ったロボフはケージ際でテイクダウンに成功するが、スワンソンがすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると、スワンソンは右ミドルをヒットさせ、さらにフェイントからノーモーションの右を数発当ててみせた。 2ラウンドではプレッシャーをかけるスワンソンが右ストレートや左ハイを当てるのに対し、ロボフもリラックスした構えから左右のカウンターを放っていく。やがてお互いクリンチの攻防が続いた後、スワンソンが支え釣り込み足の形でテイクダウン。そのままガードからハーフにポジションを進めると、下から足を絡めてきたロボフをプレッシャーで潰してマウントからバックに。しかしロボフは立ち上がって振りほどいてみせた。 3ラウンドは足を止めて近づいた両者。フェイントから右を当てるスワンソンに対し、ロボフも右アッパーから左ストレートのコンビネーションを見せる。スピードで勝るスワンソンは右ストレートをクリーンヒットさせると、下がったロボフに上段後ろ廻し蹴りからヒジを当てるが、ロボフも打ち返す。スワンソンはさらにフェイントや関節蹴りを織り交ぜたトリッキーな動きから左ジャブ→ハイ等のコンビネーションを当てていった。終盤スワンソンはカポエラ風の側転蹴りを当てると、ロボフはその足を取って上のポジションを取ってみせた。 4ラウンドにロボフが前に出て左フックを当て、さらにクリンチの攻防となった後、スワンソンは離れ際に右のバックヒジをヒット。両者腰高の構えで手を出し合う攻防が続く中、スワンソンは右ストレートを当てた。 最終5ラウンドでスワンソンはノーモーションの右ストレートを続けて当てるが、ロボフはひるまない。さらにスワンソンは左ハイを放つも、ロボフも前に出て組み付くと、スワンソンが豪快な払い腰を披露。そのままバックに回ってパウンドを放つが、ロボフも立ち上がると振りほどく。最後の十数秒、お互い激しく打ち合うなかで終了のブザーが鳴ると、試合前に舌戦を繰り返した両者はお互いを称え合った。 判定は3-0(50-45、49-46、49-46)でクリーンヒット数で勝ったスワンソンに。「コーチたちが“効いてるぞ!”って言うんだよ。ウソだろうって思ったんだけど信用して攻撃したんだ。僕はもう長いこと試合をしてきたから、下の選手たちが挑んでくるような立場になったってこと。いい試合だった。ぜひアルドとホロウェイのタイトルマッチの勝者と戦いたいね。試合前は向こうがこっちを怒らせようとしていたのは分かっていた。でも、こういう激闘の後はお互い称え合えるものさ」と語った。