土曜、スコットランドのグラスゴーにあるSSEハイドロで行われたファイトナイト大会のセミ・メインイベントにて、ライト級のベテラン戦士エヴァン・ダナムが、英国の強豪ロス・ピアソン相手に打ち合いを避けて、基本的な攻撃を有効に用いて判定3−0(30−27、30−27、29−28)で完勝した。これでダナムは16勝6敗、19勝9敗1ノーコンテストとなった。「ロスはタフな男だったよ。強打者だしね。それに付き合うのは愚かだよ」とダナムは語った。「僕も長いことこの試合をやってるから、賢く組み技で闘うことにしたんだ。組み技ではこっちが上だって分かっていたからね。」 関連コンテンツ: エヴァン・ダナムのオクタゴン・インタビュー | ビスピンとレイチのオクタゴン・インタビュー | エヴァン・ダナムのUKの旅 1ラウンド、ハイを当てるダナムだが、ピアソンは前進を続ける。2分過ぎにはダナムはテイクダウンに成功するが、 ピアソンも立ち上がる。しかし再びテイクダウンを決めたダナムはバックからチョーク狙い、同時にパンチも当ててゆく。そこからさらに腕十字に移行して勝負ありかと思われたが、ピアソンは脱出してみせて観客を沸かせた。 2ラウンド、さらにテイクダウンを決めたダナムは試合をコントロール。立ち上がってもフェンス際の攻防で優位に立ってみせた。 3ラウンド、後のないピアソンはダナムのテイクダウンをうまく防ぐ。しかしそれでもダナムはピアソンをフェンス際に押し付けてコントロールし、勝利をものにした。 ダフィー vs. ジョージ ライト級の有望株、ジョセフ・ダフィーが柔術黒帯のアイヴァン・ジョージから1ラウンド一本勝ちし、オクタゴン2連勝を飾った。 1ラウンド、スタンドで優位に立ったダフィーだが、ジョージに金網に押し付けられて動きを封じられてしまう。しかしジョージが不用意にテイクダウンを仕掛けた所で、ダフィーは三角締めに。3分5秒のところでタップを奪ってみせた。これでダフィーは14勝1敗、ジョージは26勝5敗となった。 カルダーウッド vs. ケイシーこの女子ストロー級戦では、地元グラスゴーの観客を味方につけたジョアン・カルダーウッドが、ニューカマーのコートニー・ケイシーに序盤ダメージを与えられたものの、反撃して判定3−0(30−27、30−27、29−28)で勝利を得てファンを大いに喜ばせた。これでカルダーウッドは10勝1敗、ケイシーは4勝2敗となった。 「キャンプはすごく大変だったから、勝てて本当に嬉しい」とカルダーウッドは語った。「試合中はこれまでになくリラックスで来た。同時にすごくわくわくしてた。楽しむことができた。いつもスロースターターなのよ。とにかく楽しめた。いい試合でファンを喜ばすことさえできれば、満足よ。」 1ラウンド、微笑みながら試合に臨んだカルダーウッドだが、前に出て来たケイシーに連打を浴び、笑みが顔から失われることに。うまく相手をフェンスに押し付けて難を逃れたカルダーウッドは跳び十字を狙うが、下になってしまう。その後両者は激しい攻防を繰り広げた。2ラウンド、カルダーウッドはムエタイの技術を活かして攻撃。試合がグラウンドに移行することもあったが、このラウンドはカルダーウッドが立ち技でペースを握った。 3ラウンド、カルダーウッドのミドルキックが炸裂してケイシーはダウン。勝負アリかと思われたがケイシーは追撃に耐えて立ち上がる。しかし、疲弊したケイシーに対してカルダーウッドは攻め続けて勝利を得た。 ケイシーは、負傷したベク・ロウリングスに変わっての出場だった。エドワーズ vs. パウラク英国のウェルター級戦士、レオン・エドワーズが、タフネスを誇るポーランドのパウウェル・パウラクを圧倒し、あわやフィニッシュという場面まで作って判定3−0(三者とも30−27)で完勝した。これでエドワーズは10勝2敗、パウラクは11勝2敗となった。 1ラウンド、パウラクは出入りをうまく使ってスタンドで距離を保つ。エドワーズは相手をフェンスに押し付けるが、パウラクは近距離で膝を当ててみせた。2ラウンド、エドワーズは左のハイをヒット。しかしパウラクも反撃。しかしこのラウンドはエドワーズが優勢に進めてみせた。 3ラウンド、エドワーズの強烈は左ハイが再びヒット! ダウンしたパウラクだがその後の追撃をなんとか凌いでみせる。しかしエドワーズはトップから攻撃を続けて勝利をものにした。 レイ vs. マフラこの日のメインカードは、スティービー・レイとスコットランドのファンにとってはこれ以上望めないものとなった。レイはブラジルのレオナルド・マフラを1ラウンドで仕留めてみせたのだ。これでレイは18勝5敗に、マフラは12勝3敗となった。激しい攻防で幕をあけたラウンド、サウスポーのレイの右のショートフックがマフラの顔面を捕らえる。マフラも打ち返すがダメージは隠せない。やがてマフラも打ち返すがダメージは隠せない。やがて今度はレイの左が炸裂してマフラはダウン! 2分30秒で試合は止められた。