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デイリー、判定勝ちで地元ダブリンを沸かす

 


アイルランド女子ストロー級の有望株、エイズリング・デイリーは去年、TUF20参加のためにダブリン初のUFC大会に出場することはできなかった。しかしこの土曜日、3Arenaで行われた二度目の大会に登場したデイリーは、タフなブラジル人ファイター、エリカ・アルメイダに判定3−0(30−27、29−27、29−28)で勝利し、念願を叶えてみせたのだった。

「人生でも最高の瞬間の一つね」とデイリーは語った。「世界最高のファンが、すごい盛り上がりを見せてくれた。私の入場曲に合わせて観衆がみんな合唱してくれたのを聞いてすごく感動したし、試合中の声援も本当にありがたかった。本当に人生最高の時間だった。」

試合開始と同時に前に出たデイリー。蹴りの交換の後に組み合った両者による主導権争いが続くが、やがてデイリーがテイクダウンに成功。そこから強烈は打撃を落としていった。

2ラウンド、またしてもテイクダウンを奪ったデイリーは攻撃を続けると、観衆はそのたびにどよめく。後半ポジションを奪い返したアルメイダは、やがてバックに付くことに成功するが、そこから極めることはできなかった。

3ラウンド、デイリーは1ラウンド同様にパンチの猛攻に。アルメイダはそれを凌いで汲んでゆくが、デイリーはテイクダウンを奪うとそのままパンヅを当て続け、地元の観衆の前で嬉しい勝利を得た。

これでデイリーは16勝5敗に、アルメイダは7勝2敗となった。


スティーヴィー・レイ vs. ミカエル・ルボー

スコットランドのライト級戦士のスティーヴィー・レイが、フランスのミカエル・ルボーを判定3−0(30−27、30−27、29−28)で倒し、オクタゴン3連勝を飾った。「ブレイブハート」ことレイはこれで19勝5敗に、ルボーは14勝5敗1分となった。

1ラウンド、レイはミドルと左ストレートを的確に当て、ルボーの顔面を変色させるとともに、まったくリズムを掴ませない。それでもルボーは前に出て2ラウンドにはやや盛り返すことに成功。しかしレイはペースを譲らず、前2戦ほどのインパクトは残せなかったものの、判定勝ちを得た。


クリストフ・ヨトゥコ vs. スコット・アスカム

14年5月以来の試合にて、ポーランドのクリストフ・ヨトゥコは英国のスコット・アスカムから判定2−1(29−28、28−29、29−29)で勝利し、2連勝を記録した。これでヨトゥコは16勝1敗に、アスカムは13勝2敗となった。

1ラウンド、ローを当てたアスカムだが、やがてヨトゥコにテイクダウンを奪われてしまう。そこからヨトゥコはパウンド攻撃でアスカムの左目周辺を切り裂く。立ち上がったアスカムだがヨトゥコはまたしてもテイクダウン。しかしアスカムは今度は下から肘の連打。さらにあわや大逆転か、という腕十字も仕掛けてみせる。それを冷静に対処したヨトゥコは、ラウンド終了まで上のポジションをキープした。

接戦となった2ラウンド。ヨトゥコは着実な攻撃をみせるが、アスカムは顔面への前蹴りや、顔面への肘を当てるなどして観客を沸かせた。

3ラウンド、両者とも特筆すべき攻撃を繰り出すことはできなかったが、攻め続けたヨトゥコが激闘を制して勝利を得た。


トム・ブリーズ vs. キャサル・ペンドレッド

英国出身の無敗のウェルター級有望株、トム・ブリーズが地元のキャサル・ペンドレッドを1ラウンドで仕留め、戦績を9戦全勝とした。敗れたペンドレッドはこれで17勝5敗1分となった。

「キャリア最大の勝利だ」とブリーズは語った。「でも相手もウォリアーだったよ。」 

 


1ラウンド、様子見の後左を当ててダウンを奪ったブリーズ。ペンドレッドはすぐに立ち上がった者の、鼻から大量出血。やがてペンドレッドは相手を金網に押してゆくが、ブリーズはそれを逃れると上下のコンビネーションで攻撃。残り1分のところでミドルを入れて動きを止めたブリーズは、さらに左を2発当ててダウンを奪うと、さらにパウンドの猛攻を仕掛けて4分37秒で試合を決めた。 .


ダレン・エルキンス vs. ロバート・ホワイトフォード

フェザー級ランキング14位のダレン・エルキンスが本領を発揮。ロバート・ホワイトフォード相手に3ラウンド攻め続けて判定3−0(三者とも30−27)で勝利を得た。これでエルキンスは20勝5敗、ホワイトフォードは12勝3敗となった。

1ラウンド、右を当てたホワイトフォードだが、エルキンスは中盤トレードマークのテイクダウンを奪取。ホワイトフォードも立ち上がるがエルキンスはまたしてもテイクダウンに成功。今度はやや長くコントロールしたものの、ホワイトフォードは再び立ち上がってみせた。

2ラウンド、エルキンスは執拗なグラウンド攻撃で優勢に立つ。出血したホワイトフォードも柔道式の投げで観衆を喜ばせた。しかし3ラウンドには、またしてもエルキンスがそのブルーカラー的な戦いを貫いてみせる。ホワイトフォードも諦めずに抵抗したが、エルキンスの相手を削り続ける攻撃を止めることはできなかった。


ギャレス・マクリーラン vs. ブッバ・ブッシュ

この日のオープニングバウトとなったミドル級戦にて、南アフリカのギャレス・マクリーランが、試合終了2秒前にテキサスのブッバ・ブッシュを仕留めてUFC初勝利を上げた。

1ラウンド、マクリーランはオクタゴンデビュー戦と同様に相手のテイクダウンを防げずに下になり、ブッシュにコントロールを許してしまう。終盤脱出に成功したマクリーランは、ギロチンチョークであわやの場面を作ってみせた。

2ラウンド、ブッシュはテイクダウンを決めるものの、マクリーランはすぐに立ち上がる。その後もフェンスに押し付けられたマクリーランだが、再び試合がグラウンドに持ち込まれるとマウント奪取に成功。試合の流れを変えてみせた。ブッシュもなんとかハーフガードまで戻すが、ラウンド終了まで上からコントロールされてしまった。

3ラウンド、スタミナが切れてしまったブッシュに対し、マクリーランは強烈なアッパーからテイクダウンに。立ち上がったブッシュだが、マクリーランはその後もテイクダウンを奪う。そしてマクリーランはパウンドの猛攻を仕掛け、4分58秒でレフェリーが試合をストップした。

この勝利でマクリーランは12勝3敗に、ブッシュは8勝3敗となった。