“戦士は語らず、行動で示せ”をモットーに、女子バンタム級タイトルに挑戦する機会を待ち続けてきたのがアマンダ・ヌネスだ。
女子バンタム級トップ5のポジションを維持し続け、最近2試合でも快勝した“ザ・ライオネス”ことヌネスは根気と運を武器に、今、変化が激しい女子バンタム級でタイトル戦出場を目指してきた。そんなヌネスにようやくチャンスがめぐってくる。日本時間7月10日(日)にラスベガスで開催されるUFC 200で、女王ミーシャ・テイトに挑む機会が与えられたのだ。
ブラジル版UFC.comの独占インタビューで「きっとそのうち流れが来ると信じていたわ」と語ったヌネス。「そうしたら、ロンダとホリーが負けた。あとは忍耐強くいるだけ。いずれきっとお呼びがかかると分かっていたから、だから何も言わずに静かにしていたの。ずっとトップ5をキープしていたしね。他にも待っている人はたくさんいるけど、ほら、今度は私の番。絶対チャンピオンになってみせる」
王者に輝くためには多少の調整が必要となることをヌネスは理解している。前回のワレンチナ・シェフチェンコとの試合はユナニマス判定で勝利しているものの、ラウンドを重ねるにつれてペースが落ち、激しく批判を受けた。基本的に2ラウンド目までに試合を決めることが多いヌネスのパフォーマンスが低下したのは疲労が要因だと考える者が多かったのだ。
しかしながら、ヌネスは自身のコンディションに問題があったのではなく、ラスベガスの乾燥した空気が原因だったと主張する。今回のタイトルマッチもMMAのメッカであるラスベガスが舞台とあって、ヌネスは乾燥対策を講じるために早めに現地入りすると明かしている。
「ラスベガスの空気には困っているの。ラスベガスに到着すると鼻血が出たりする。試合に影響を及ぼさないように、1カ月前にはラスベガス入りして、試合の数日前には移動し始めるつもり。(前回の試合の)第3ラウンドで疲れる理由はなかった。私はトレーニングが好きだし、ジムでは5ラウンド以上戦うようにしている。あとはこれを改善するだけ。だからこそ、ジムに行くの。自分の間違いを改善するためにね」
Q:長い間、タイトル挑戦権を追い求めてきましたね。ホリー・ホルムがミーシャ・テイトに敗れたことや、ロンダ・ラウジーの復帰が示唆されている中、ご自身が女子バンタム級のトップ争いから除外されると考えたことはありましたか?
素晴らしいファイター2人に勝利しても、私にはタイトルに挑戦する権利が与えられなかった。でも、きっとそのうち流れが来ると信じていたわ。そうしたら、ロンダとホリーが負けた。あとは忍耐強くいるだけ。いずれきっとお呼びがかかると分かっていたから、だから何も言わずに静かにしていたの。ずっとトップ5をキープしていたしね。他にも待っている人はたくさんいるけど、ほら、今度は私の番。絶対チャンピオンになってみせる。いつも師匠に“戦士は語らず、行動で示せ”と言われてきた。それが私のモットーなの。私のポテンシャルを皆に見せたい。そして世界最強の完ぺきなアスリートになる。いつかUFCがタイトル戦のチャンスを与えてくれると分かっていた。しかもミーシャも手助けしてくれた。私と戦いたいって言ってくれたの。彼女は私が次の挑戦者になれるって思ってくれたんじゃないかな。
Q:ファイターとしてミーシャ・テイトをどのように分析していますか?
ミーシャは打撃を吸収できる。本当にたくさんの打撃を吸収するの。そして引き下がらない。とにかく打撃を受ける力を持っている。そこが彼女の唯一の長所だと思うわ。
Q:前戦では終盤に疲れが見えてしまったことを批判されました。ラスベガスの空気が問題だったとおっしゃっていましたが、それに対してどういった対策を練られているのですか?
ラスベガスの空気には困っているの。ラスベガスに到着すると鼻血が出たりする。水を常に持ち歩いて脱水しないようにしている。栄養士には毎日2ガロン(約7.5リットル)の水を飲むように言われているわ。湿気が強いフロリダに住んでいる私にとってラスベガス(の乾燥した空気)はものすごい。初めてラスベガスでトレーニングした時は死にそうだったわ! 外に出で休憩する許可をもらわないといけなかったくらい。試合に影響を及ぼさないように、1カ月前にはラスベガス入りして、試合の数日前には移動し始めるつもり。(前回の試合の)第3ラウンドで疲れる理由はなかった。私はトレーニングが好きだし、ジムでは5ラウンド以上戦うようにしている。あとはこれを改善するだけ。だからこそ、ジムに行くの。自分の間違いを改善するためにね
Q:キャット・ジンガノ戦で初めて乾燥した空気に悩まされましたね。シェフチェンコ戦で再び同じ問題に直面した時は、どのような心境でしたか? 驚きましたか?
コーチにも喉が乾燥しているって伝えた。自分の頭の中では“くそ、またか!”って思った。キャットとの試合では初めて起こったことだったから、何も対処できなかったし、すごく絶望的だった。2度目は“大丈夫。前にもあった。どうにかなる”って自分に言い聞かせた。これからは乾燥した空気の下でトレーニングをするから、もう大丈夫だし、慣れていくはず。大丈夫な人もいるんだろうけど、私にとっては問題だった。
Q:レスリング経験が豊富で常にテイクダウンを狙ってくるミーシャに対し、あなたはノックアウト能力に優れていると思います。ご自身の戦闘スタイルはどのような組み合わせでなっているのですか?
元々グラップリングが主体で、その後ストライキングを学んだ。でも、ストライキングで開花して結局グラウンドがおろそかになってしまった。グラウンドに疲れてしまい、成長することができなかったの。柔術の黒帯を持っているのに、試合の序盤でガス欠になってしまって、柔術の能力を見せることができなかった。今は自分のコンディショニングに集中することを覚えたから、自分にできること、できないことの区別がつくようになった。オリンピックのレスリングで銀メダルを獲得しているマクマンからも、タップを奪えているしね。
Q:試合の行方についてどのようにお考えですか?
ベルト獲得のために戦うだけ。アンダードッグであろうと、必ずベルトをものにする。ベルトを腰に巻くことだけが重要なの。相手が誰であろうと、場所がどこであろうが、私が欲しいのはあのベルトだけ。