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デメトリアス・ジョンソン、「次の準備は出来ている」

 

Johnson looks to defend his crown for a ninth-straight time this December  (Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)

フライ級の王者であるデメトリアス・ジョンソンは、ここまでこの階級ができてから夏休みを取ったことがなかった。

4年前に125パウンドのフライ級が誕生して以来、ただ一人のチャンピオンであるジョンソンは、常に夏は次の対戦の準備か、もしくはオクタゴンで戦っていることがほとんどであった。

ジョンソンは、ここまで2012年にイアン・マッコールを破ってタイトルを獲得して以来、ジョセフ・べナビデスをトロントで下し、そしてアリ・バガウティノフをUFC 174で下し、そして3ヶ月後にはクリス・カリアーソを破っている。

ここ数年間は、毎年大体4月、そして9月にタイトルマッチを戦ってきていたのである。

今年も同じようなスケジュールであったはずだったが、7月30日に開催されたUFC 201で予定されていたウィルソン・レイスとの対戦はケガのために延期せざるを得なくなってしまっていた。結果として、今年の夏は全くの予定がなかったのだ。

今回の急なケガによるスケジュールの変更について、ジョンソンは、「時にはこうした(ケガ)事態も感謝したい気持ちになるね。恐らくこうした夏を過ごしたのは4年ぶりじゃないかな。だから家族と過ごすことにしたけど、とてもよかったよ。少し休むこともできたし、自分のことそして家族のことをケアすることができたからね」

「自分のTwitch(ゲームに特化したライブストリーミングサービス)を立ち上げたり、ディズニーランドに行ったり、モンタナにキャンプに行ったりね。MMAの選手であることをほとんど忘れていたよ。世の中で何が起きているのかを少し忘れ、自分の家族のことだけに専念できたね」

トレーニングは忘れることなく続けていたが、いよいよ夏が過ぎ、コーチと共に再び、MMA選手として、そしてフライ級王者として、12月3日に行われるTUF 24の勝者と戦う準備をしている。

「TUFに出ている選手は少し知っているよ。ティム・エリオットやダマシオ・ページは以前UFCでも戦っていただろ。マット・シュネルはMTVの番組で見たことがあるよ。この3人が特に気になっているけど、ズールーは初のアフリカ出身のチャンピオンとして面白いだろうし、扇久保博正は堀口恭司が倒して、UFCに挑戦した試合を見たことがあるね。それ以外は、あまり見ていないかもね。自分はそうやって色々と選手をチェックするタイプではないからね。よく”敗者は勝者しか見てないが、勝者は自分しか見ていない”って言うからね。自分もその通りで、最高の自分を対戦で出すことだけを考えているよ」

これまでのジョンソンの10試合を見ると、相手に何もさせず、ほぼ完璧な勝利を収めている。タイトルを獲得して以来続く連勝記録を、12月の試合での勝利で9に伸ばすことができるだけでなく、ジョンソン自身も目標としていたアンデルソン・シウバの持つ10連続防衛の記録に一歩近づくことができるのである。

ジョンソンがフライ級から階級を上げて、バンタム級でドミニク・クルーズとタイトル争いをするのではという噂もあるが、30歳になるジョンソンは、この10連続防衛の記録を破る歴史を作ることにモチベーションを感じているようである。

「まずは次の試合を勝利すること、それで2017年には記録に挑戦できる素晴らしい年になるだろう」と語ったジョンソンは、ケガからも復帰し、その意欲を見せている。

「いつだったか、MMAにはエンターテインメントビジネスの側面と、スポーツの側面があると言っていたんだよ。だが、自分はMMAはスポーツであると信じているんだよ。だって、自分は”OK、俺と戦いたいのは誰だ? 次は誰だって”思っているからね。自分はただ毎日ジムに行って練習をして、UFCからの連絡を待っているタイプなんだよ。身体のコンディションを良くして、自分の最大のパフォーマンスを見せる。何が起きてもそれを乗り越える。そこから始まるんだよ。ベルトを巻いた日から変わっていない。”次は何だ”って思っているよ」