TUF 13フィナーレ、メインカードの試合結果は以下の通り。
ファーグソン、見事な打撃でニジェムをKO
6月4日ラスベガス-3ラウンドにわたり元WECライト級王者アンソニー・ペティスを豊富な運動量で支配し続けたグイダが3-0で文句なしの勝利、試合後のインタビューでジョー・ローガンに「デイナ・ホワイト、ジョー・シルバ、世界で最もエキサイティングなライト級の試合を見たいなら、俺にそのチャンスをくれ。」とグレイ・メイナード対フランキー・エドガーの勝者への挑戦をアピールした。
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クレイ・グイダは戦績を29勝8敗と伸ばし、アンソニー・ペティスは11勝2敗と戦跡を落とした。
大きなフットワークから時折左のジャブをつくグイダ。ペティスはスタンスを広く取ってコンパクトなパンチから左のハイキックにつなげる。1分15秒、ペティスの右ローをキャッチしたグイダがそのままテイクダウン。ペティスはハイガードをとりサブミッションのプレッシャーでグイダをコントロール。距離が開くと両膝を立ててグイダにパウンドを打たせない。グイダがペティスの左足を持って立ち上がるとペティスは右足で飛び上がるようにハイキック!グイダが一瞬ひるむとすぐに立ち上がるペティス、これをタックルでグイダが押し込みふたたびテイクダウン。距離が取れないグイダを三角に捉えかけるペティス、巧に手首をコントロールしながらグイダにパウンドを許さない。残り時間がわずかになり、若干ペースの落ちたペティスをグイダが担いでハーフまでポジションを進め、がっちりと固めながら肩パンチを落とし続ける中1ラウンドが終了した。
1ラウンドに見せた大きなフットワークからいつもどおりの細かいフットワークにもどしたグイダ、大きな出入りからタックルに入るとペティスを金網に押し込んでから高々とリフトしてテイクダウン!背中を金網につけて立ち上がる機会を伺うペティス、グイダはペティスの腰にしがみついてプレッシャーをかけ続ける。残り時間2分40秒でなんとか立ち上がったペティス、だがグイダはしつこくその下半身にしがみつきペティスをコントロール。残り時間2分、ようやくグイダをふりほどいたペティス、左のハイを一閃するがクリーンヒットには至らない。金網際に追い込んだグイダにペティスがジャンピング・ソバット!しかしこれもかわすグイダ、コンパクトな構えからタックルの機会を伺いつつ前に出て残り時間50秒でダブルレッグから綺麗にテイクダウン。グイダのパスガードの仕掛けを三角で切り返すペティス、一度は逃したものの再び三角、そして十字と切り替えるペティス、これを回転して逃れるグイダ、正座して右腕を引き抜こうとしたところでラウンド終了のブザーが鳴った。
頭を左右に振りながら左ジャブを細かく突くグイダ、意表を突く右のオーバーフックをヒットさせると一瞬棒立ちになったペティスを即座にダブルレッグでテイクダウン。リストコントロールから足を上げてサブミッションを試みるペティスだが、グイダは上半身を押し込んでペティスを完全にマットに伸ばすと一度はハーフガードまでポジションを進める。これをなんとかフルガードに戻したペティスは背中を金網につけて立ち上がる機会を伺う。残り時間1分50秒でなんとか立ち上がったペティス、グイダはペティスの脇を挿してしがみついている。残り時間1分35秒、グイダが強引に投げを打つとペティスが脅威のバランスでトップをキープ!すぐにグイダからバックマウントを奪う!この試合初めての決定的なチャンスで試合を決めるべくチョークを餌にアームバーを狙うペティスだが、グイダはこれを前に振り落とすとトップを取り返す。がっちりとサイドで押さえ込むグイダ、後が無いペティスがスペースを作るために暴れると今度はグイダがバックを奪い返す。そのままグイダがバックをキープする中試合終了のブザーが鳴った。
ラムジー・ニジェムvs.トニー・ファーグソン
パンチの連打ですぐに前に出るラムジーにファーグソンは両足タックル、簡単にテイクダウンを奪うとハーフガードの状態のラムジーを胸をつけて押さえ込む。ラムジーがタックルに切り替えてきたところをサイドロールでトップをキープ、両者は距離を取ると互いにコンパクトでキレの有るパンチでチャンスを伺う。残り時間2分20秒、ラムジーが猛烈なパンチの連打で前に出るところにファーグソンがタックル、これをこらえたラムジーは距離をとると再びパンチの攻防に。残り時間1分10秒、ワンツーから肩の力の抜けたファーグソンの左フックがラムジーの顎を打ち抜く!体が伸びきりマットに崩れ落ちるラムジーを見て、レフリー、ジョシュ・ローゼントールが即座に間に割って入った。
1ラウンド3分45秒、トニー・ファーグソンがジ・アルティメットファイター・シーズン13の優勝者となった。試合後インタビューはこちら
トニー・ファーグソンの戦績はこれで12勝2敗、ラムジー・ニジェムは5勝2敗となった。
エド・ハーマンvs.ティム・クレデュー
オーソドックススタンスから左右のパンチを振るう両者、試合が開始して40秒が経過したあたりで左のフックから片手タイクリンチにクレデューを捉えたハーマンは右のアッパーカットを2発、これでクレデューがマットに崩れ落ちる!すぐに左右のパウンドで追撃をかけるハーマンの間にレフリー・ハーブ・ディーンが割って入り試合をストップ。わずか48秒でルイジアナ州初の黒帯柔術家、ティム・クレデューを葬った。試合後インタビューはこちら
この勝利でエド・ハーマンは18勝7敗と戦績を伸ばし、ティム・クレデューは13勝6敗となった。
カイル・キングスブリーvs.ファビオ・マルドナルド
左右の重たいキック、そして前蹴りでプレッシャーをかけながら前に出るキングスブルイー、タイクリンチにマルドナルドを捉えるとひざを4連発。マルドナルドは両腕で顔面を守りながらこの窮地から脱出。マルドナルドの飛び込みながらのパンチをすかさずタイクリンチに捉えたキングスブリー、距離が開くとすぐに両足タックルで飛び込みマルドナルドをテイクダウン、すぐにギロチンで切り返すマルドナルド、これを耐えたキングスブリーだが上下を入れ替えられるとスタンドに攻防を戻されてしまう。
左のパンチで何度かキングスブリーの足を止めるマルドナルド、残り時間1分でキングスブリーは強引に組み付き外掛けでテイクダウン。プロボクサーの経験があるマルドナルドは足を使わずに暴れて上下を入れ替える。たちあがるとすぐに左右の強打で前に出るマルドナルド、キングスブリーがこれをタイクリンチに捉えてヒザ蹴りを放つ。キングスブリーがスリップしたところで1ラウンドが終了。
2ラウンドが始まるとすぐにマルドナルドをテイクダウンするキングスブリー。パスガードを狙うキングスブリーをディープ・ハーフからシングルタックルに切り替えいとも簡単にトップを取り返したマルドナルド、すぐに離れてスタンドでの攻防を選択。やや疲労の色が見えるようになった両者。マルドナルドがパンチで前に出るとキングスブリーがタイクリンチからのヒザ、と言う展開が繰り返される。マルドナルドはヒザを両腕でブロックしながら左右のボディを振るって脱出する。残り時間2分、キングスブリーがダブルレッグでテイクダウンに成功するがマルドナルドはフロントチョークで上下を入れ替えるとすぐにスタンドに。一度は金網際で組み合った両者だが、ここでも大きな動きはなく、ふたたびパンチの距離になる。マルドナルドがパンチでプレッシャーをかける中2ラウンドが終了。
右顔面からの出血が見られるマルドナルド、左右のパンチで前に出続ける。キングスブリーは両足タックルからマルドナルドを金網に押し込みタイクリンチに捉えようと試みる。マルドナルドはこれをボディフックで距離をとって逃れると再びコンパクトなパンチを振るって前に出る。疲労の激しいキングスブリーはなんとかマルドナルドを金網に押し込むがすぐに体を入れ替えられ、パンチの距離に戻されてしまう。残り時間1分40秒、キングスブリーが組み付いたところをマルドナルドが子外掛けでテイクダウン。力なく倒れたキングスブリーはすぐにラバーガードでマルドナルドを固めてブレークを待つ。残り時間1分でレフリー、クリス・タイオーニが両者をブレイク。ふたたびマルドナルドが外掛けでキングスブリーをテイクダウンしたところで最終ラウンドが終了した。
判定は3名のジャッジが29-28でキングスブリーを勝者として支持。きわどい判定ながらも2008年以来連勝を続けていたファビオ・マルドナルドに黒星をつけた。キングスブリーはこれで11勝2敗1ノーコンテスト、ファビオ・マルドナルドは18勝4敗と戦績を落とした。試合後インタビューはこちら
チャック・オニールvs.クリス・コープ
さがりながら、時折パンチで飛び込むコープに対し、ジリジリと前に出ながら重たいローとパンチのカウンターを狙うオニール、距離が詰まって組み合うと金網際での攻防になるがすぐに距離をとる。ややコープがプレッシャーを強め左右のパンチで飛び込むシーンが増えてくるがオニールも右の重いキックと左のフックでこれを迎え撃つ。残り時間2分15秒、コープの左フックがヒット、一瞬動きの止まったオニールを見てすぐに距離を詰めるがここはオニールもコープに組み付きそれ以上の追撃を許さない。互いに一進一退の打撃の攻防が続く中、1ラウンドが終了。
2ラウンドが始まってもコープは高さを変えるダブルジャブで飛び込み続ける。パンチで飛び込んだオニールがオニールを四つに捕らえて金網に押し込むが体を入れ替え上手く距離をとるオニール、ふたたび距離をとって打撃の展開に。頭を振りながらパンチで飛び込み続けるコープ、オニールはカウンターを狙ってかやや手数が少ない。大きな動きの無いまま2ラウンドが終了。
前に出てきたコープをタイクリンチに捉えたオニールだったがコープはそのままフェンスまで押し込む。すぐに体を入れ替え投げを打つオニールだが、これが極まらないと見るとすぐに距離をとり打撃の攻防を選択。動き続けるコープの手数が落ちず、オニールは疲労からか力なく後ろにさがるシーンが目立つようになる。今度はオニールをタイクリンチに捕らえたコープ、数発のヒザを放つものの、オニールにフェンスに押し込まれ、両者はここでしばらく四つの攻防に。残り時間2分、右のヒジをはなちながら距離をとるとコープはジャブ、ワンツー、スピニング・バックフィスト、そして右のオーバーハンドと多彩なパンチで飛び込み続けオニールに的を絞らせない。コープがパンチで前に出続ける中、最終ラウンドが終了。
ジャッジの判定は3名とも30-27でクリス・コープを勝者として支持、クリス・コープがUFCでの初勝利を挙げた。コープはこれで5勝2敗、チャック・ループは8勝5敗となった。
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