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TUF 15 エピソード5リキャップ

ジ・アルティメット・ファイター、シーズン15のウィークリー・リキャップ。

 ユライア・フェイバーとドミニク・クルーズを両チームのコーチに迎えて始まった『ジ・アルティメット・ファイター(以下、TUF)シーズン15』。前回に続き、TUF15のエピソード5を、私ダニエル・ダウンズと一緒におさらいしていこう。

 今エピソードも、いつもどおり前週の試合(イアキンタvsジュリー)のレビューで幕を開けた。その後すぐに、我々はサム・シシリアが困難な状況に追い込まれてしまったのを目にすることとなる。サムは、彼のチームメイトであるジェレミー・ラーセンを助けるか、親友であるマイケル・キエーザを守るかで板挟みになっていた。しかし、コーチであるドミニク・クルーズは戦略的優位を失うことを恐れ、キエーザに関するスカウンティングレポートを提出するようサムに依頼した。

 そのまま、場面はクルーズ陣営の戦略ミーティングに進む。どうやらラーセンは、キエーザがグラウンドで戦うことしか能がないと見ているようだ。クルーズは彼に、テイクダウンを上手く防げないうちはケージを利用して逃れるよう戦術アドバイスを送った。

 続いて、場面はフェイバー陣営の練習風景に変わった。フェイバーはキエーザを「総合格闘技において有数のテイクダウン技術をもつ男」と評し、続いてキエーザ本人は父親の死について、皆が考えているようにそれを低パフォーマンスの言い訳などに使うことはないと語った。むしろ、この悲劇は彼にとって大きなモチベーションにすらなっているようだ。

 一方、ラーセンも心中を語った。圧倒的に不利と見られる下馬評は本人も自覚しているようで、だからこそ、自身の力を早く証明したいと意気込んだ。「俺は何をやっても上手く出来ない」という彼は、総合格闘技がなければ、今頃もう死んでいたか刑務所にいるかのどっちかだとも語った。

 いよいよ両者の戦いが幕を開ける。キエーザは、すぐに間合いを詰めようとし、開始わずか1分でラーセンからテイクダウンを奪う。ラーセンは辛くもこれを逃れるが、すぐにキエーザが2度目のテイクダウンを奪った。しかしこの後、議論を呼ぶような事態が起こる。ケージに背をつけて逃れようとするラーセンに、チョークを繰り出そうとしたキエーザがルール違反のヒザ蹴りをかましたのだ。これは明らかなファウルである。この結果、キエーザからは1ポイントが引かれた。

 第2ラウンドも同じような展開だった。ラーセンはケージに追いつめられ、テイクダウンをとられ、起き上がり、いくらかパンチを繰り出すものの、またテイクダウンを取られた。

 最終的にキエーザが判定勝ちをおさめた。2人のファイターがジョン・アニクの質問に答える。キエーザは母親に向かって叫び、亡くなった父親への愛を語った。ラーセンは、キエーザが減点されたにもかかわらず第3ラウンドが行われなかったことを裏切られたと感じたようだ。彼は自身のことを「戦士」と呼び、少しすすり泣いた。

 次週の組み合わせ選択権はフェイバーにあった。そしてついに我々は、我らが悪童クリス・ティックルの戦いを目にすることになるのだ。対戦相手はジョー・プロクター。果たしてティックルは汚名返上できるのか。プロクターは、クルーズがポテンシャルを認めたティックルを倒すことが出来るのか。こうご期待!