ジ・アルティメット・ファイター、シーズン15のウィークリー・リキャップ。
ユライア・フェイバーとドミニク・クルーズを両チームのコーチに迎えて始まった『ジ・アルティメット・ファイター(以下、TUF)シーズン15』。今回はエピソード8を、私ダニエル・ダウンズと一緒におさらいしていこう。
今エピソードも前週の試合(ジョン・コーファーvsヴィンセント・ピシェル)のレビューで幕を開けた。この試合では、2ラウンドで決着つかず、サドンビクトリー・ラウンドにまでもつれ込んだ末、ピシェルの肩固めが決まり勝利。クルーズが自軍のピシェルを笑顔で迎えた一方、敗れたコーファーは明らかに取り乱し、フェイバーが必死になだめてなんとか落ち着きを取り戻した。
これで両チームの成績は3勝3敗のイーブンとなり、今回はチーム・クルーズのサム・シチリアと、チーム・フェイバーのクリス・サウンダースが顔を合わせる。シチリアは破壊力抜群のパンチが武器で、これにはクルーズも「どのパンチにも相手を一撃で倒せる威力がある」と賛辞を送っている。
するとここで、特別コーチとしてストライクフォースの女子チャンピオン、ロンダ・ロージーが登場。オリンピックでメダルも獲得した柔道の動きを指導すると、チーム・クルーズの面々は口をそろえて「彼女は獣だな」と感嘆した。と、ここでフェイバーが「ドミニク程度なら軽く倒せそうだ」とクルーズを挑発すると、クルーズも「フェイバーは右パンチとギロチンしかできない」と応戦。宿命のライバル同士が一気にヒートアップした。
ロージーが去り(「まるで『ジュラシック・パーク』に出てくる餌用のヤギのような気分だわ」とはロージーの弁。ただ、雰囲気はまるでダンスパーティーのように穏やかだった)、場面はサウンダースに移る。フェイバーはサウンダースには素晴らしい才能があると認めつつも「十分に自分を信じていない」ことが最大の弱点だと指摘。サウンダースにシチリアの間合いで勝負しないようにアドバイスを送った。
計量は特に問題もなく終わり、いよいよ戦いが始まる。第1ラウンドはシチリアが大振りのパンチを繰り返し浴びせてサウンダースにプレッシャーを掛ける。しかし、ラウンドの中盤、サウンダースがシチリアの頭部に蹴りを見舞い冷や汗をかかせると、シチリアもギロチンを狙ったがここで第1ラウンドが終了した。
それでも、シチリアは第2ラウンドも猛進を続け、チーム・クルーズの哲学である「ストリートファイトスタイル(これは有効な戦術なのだろか?)」を貫く。一方のサウンダースはテイクダウンを取り始めるが、仕留めるまでには至らず。私は延長戦を確信していたが、驚いたことにスプリットディシジョンでサウンダースが勝利。チーム・フェイバーは4勝3敗とし、再び勝ち越した。
勝ったサウンダースは試合後、「すべてが思い通りにいった」としたり顔。一方のシチリアは、インタビューに対し「ほっといてくれ」と言いたそうな雰囲気を醸し出し、悔しさをあらわにした。
そして来週の対戦がファーストラウンドの最後の一戦。チーム・クルーズからはマイク・リオ、チーム・フェイバーからはアンディ・オグルが登場する。リオに負傷の影響はあるのか? オグルは集中力を取り戻すことができるのか? 乞うご期待!