TUF Live でのライト級の対決、マイク・キエーザ vs ジェレミー・ラーセンの試合リキャップエピソード5のリキャップはこちら!!
先週の試合に際し、今シーズンの「ジ・アルティメット・ファイター(TUF)」でコーチを務めるユライア・フェイバーは、彼のチームに所属するマイケル・キエーザの対戦相手としてチーム・クルーズのジェレミー・ラーセンを選んだ。その真意はどこにあるのだろうか。
「彼らの最大の違いはレスリングの技術だ」とフェイバー。「キエーザは我々の中で最も優れたレスラーだ。今週初めのスパーリングでも、すぐにトップを取ってしまい、他の皆が身動きができないくらい彼は傑出していたね」と語る彼は、ラーセンが多くのレスラー達に苦戦してきた過去を知った上でこの対戦を組んだのだ。
そのフェイバーの戦略は成果を上げた。キエーザはラーセンよりも良い戦いを展開し、主にケージ付近で展開された2ラウンドの末、満場一致の判定勝ちを飾ったのだ。
試合開始のベルが鳴ってから、キエーザがダブルレッグで間合いを詰めるまでそう長くはかからなかった。キエーザがテイクダウンしようとすると、ラーセンは壁にもたれて無様に倒れ、キエーザが彼をケージの反対側の別の壁に追いやったときも同様だった。やがてキエーザは、ラーセンを投げ落とすほどまでに戦いを優勢に進めた。
キエーザが上からエルボーを浴びせる中、ラーセンはなんとか壁を利用してスタンディングに戻ったものの、間もなく2度目のテイクダウンを取られてしまう。寝技に持ち込まれまいと急いで立ち上がろうとしたラーセンだったが、頭を前方からつかまれ、万事休す。膝蹴りを避けるためひざまずいたが、キエーザは構わず攻撃を続けた。この行為により、戦いは一時中断。キエーザは1点の減点処分となった。戦闘が再開されるとラーセンは果敢に攻めこんだが、テイクダウンを奪ったり、このラウンドで勝利するには至らなかった。
第2ラウンドも基本的に同じ展開だった。フェンス際のポジョションを求めて両選手とも奮闘し、キエーザの方が説得力のあるテイクダウンを多く獲得した。ラーセンはスタンディングではわずかに優れており、何度かキエーザに攻撃を浴びせ、一度は動揺させたように見えたが、攻撃の応酬は少なく稀だった。ラウンド終盤には、キエーザはラーセンの背後を奪い、チョークスリーパーを試みた。
理論上キエーザは3インチしか身長で勝っていなかったものの、グラウンドで優位に戦いを進める彼のスタイルと、6インチ以上長いリーチにより、それはもっとずっと大きなものに見えた。攻撃を交わす間、ラーセンはキエーザの間合いに入りこもうと苦戦し、フェンス際でのクリンチすらしていたのに対し、キエーザは何度も膝蹴りで攻撃することができていた。
規則違反の膝蹴りがあったにしても、キエーザは軽々と判定勝ちを飾った。「明らかに最高の出来栄えではなかったけど、何を変えて、何を改善しなくてはならないかは分かった」とキエーザ。彼はまた、食事制限と厳しい減量に苦しんでいることも認め、最後にこう語った。 「次は絶対、相手を眠らせてやるさ」