UFC 143、メインカードの結果は以下の通り。
2月4日ラスベガス-土曜日の夜にマンダレイベイ・イベントセンターで開催されたUFC
143のコメイン・イベントでファブリシオ・ウェルドゥムはロイ・ネルソンをそのムエタイ・クリニックで終始圧倒し血祭りに上げ、3-0での判定勝利を勝ち取った。スリムになった”ビッグ・カントリー"は前に出ることを止めずにその代名詞ともいえる右のオーバーハンドでウェルドゥムを一瞬ぐらつかせもしたがそれ以外は眼に見えて一方的な第1ラウンドとなった。
したたかに打撃を叩き込むヴェルドゥムはハイキック、顔面へのフロントキック、そしてキレのあるパンチのコンビネーションも繰り出した。ほとんど3年半近くオクタゴンから離れいてたグラップラー達の世界王者は、彼が対戦相手を実に多彩な方法で打ちのめすことができる、ということを将来のヘビー級の対戦相手たちに警告した。
「これが戦略だった。ロイ・ネルソンがタフな奴だってことは知っていた。だけど俺は毎日ムエタイをやっている。」ウェルドゥムは語った。この試合で彼がその最大の天職を垣間見せたのはネルソンのタイトなギロチンに捕まったときだけであった。
判定はジャッジ3名とも30-27でウェルドゥムを勝者として支持。
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マイク・ピアース VS. ジョシュ・コスチェック
長らくコンテンダーに君臨するジョシュ・コスチェック戦を指名したウェルター級の有望ファイター、マイク・ピアース。土曜日に開催されたUFC
143のメインカードでマイク・ピアースはそのもてる力の限り奮闘しこれまでの自身の発言を裏付けたが、スプリット判定でのきわどい勝利をもぎ取ったのは”Kos”その人であった。
二人のハイレベルなレスラーの試合の大半はスタンドでの攻防に終始。コスチェックの2度のテイクダウン、タイミングのよい数発の右パンチそして手数の多さが勝敗を分けた。試合が終わる頃までにコスチェックは口から出血、そしてピアースは鼻から出血をしていた。
”ボイス・オブ・オクタゴン”のブルース・バッファが勝者の名前をコールすると、ファンは恒例の激しいブーイングをコスチェックに浴びせることを楽しんだが、このウェルター級のコンテンダーはさして気にも留めない風であった。
「おまえらはいつも俺にブーイングをしてくれるよな。俺はMMA界きっての嫌われ者だぜ。」コスチェックは無頓着にいった。「わかるか?俺が勝つんだ。諦めろよ、お前ら。俺が勝つんだ。」
ジャッジ2名は29-28をコスチェック(19勝5敗)に付け、もう一人のジャッジは29-28をピアース(13勝5敗)につけた。
コスチェックに火をつけたのはなんだったのか、試合後に彼が語ることを聞いてみよう
ヘナン・バラオ VS. スコット・ジョーゲンセン
素早く正確なパンチャーかって? そのとおり。
強烈なローキック? そのとおり。
一流のBJJ黒帯? そのとおり。
とんでもないテイクダウンディフェンス? そのとおり。
未来のUFC王者?確かにヘナン・バラオがMMAの”約束の地”に至るかどうかの判断は早急かもしれない。しかしスコット・ジョーゲンセンに堂々たる勝利を挙げ、その連勝記録を30(UFC最高)に伸ばした後、24歳のブラジル人がチームメイトにしてフェザー級のスーパースター、ジョゼ・アルドの足跡をたどるのではないかと考えてみるのも興味深い。
最初の2ラウンドはバラオは重いジャブ、ローキック、そしてジョーゲンセンの頭部をのけぞらせるようなハードなコンビネーションでアイダホ人をぐらつかせ、実質的にバラオの臨床講義といった様相となった。劣勢に回った対戦相手は潰されうる状況であったものの、ジョーゲンセンはこの振り下ろされる猛槌を耐え切り、その殺戮のような攻撃を振り払うと前へ圧力をかけ始め、何発かの強烈なパンチを命中させた。
かつては輝かしい戦績を打ち立てたディビジョン1のレスラーでもあるジョーゲンセンは何度となくテイクダウンを試みたがそれらはむなしい試みに終わった。3ラウンドに入り、勝敗はいよいよ明らかとなった。ジョーゲンセンが勝利するには試合を終わらせる必要があった。最終ラウンドが始まり椅子から腰をあげるジョーゲンセンにコーナーマンの一人が発破をかける。
「今すぐこの試合に勝つんだ!いって来い!」彼は叫んだ。
ジョーゲンセン(13勝5敗)は超アグレッシブな戦いぶりを見せパンチでバラオの顔面から出血を誘うなど、このラウンドでは最高の動きをみせた。しかしバラオはややそのパンチの勢いは落ちたものの、常に反撃し、パンチの打ち合いではほぼ優勢であった。
ジャッジは3者とも30-27でバラオを勝者として支持。
「3ラウンド闘うためにここに来た。彼はとてもタフな相手で、予想したとおりだった。」バラオは語った。「俺達は距離とキックに重点を置いてトレーニングを行なってきた。まさにゲームプラン通りだった。」
ジョー・ローガンとのインタビューを終える前にバラオは他の135ポンドのファイター達にメッセージを残した。
「ベルトが欲しいぜ!」彼は叫んだ。
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エド・ハーマン VS. クリフォード・スタークス
エド・ハーマンはクリフォード・スタークスの重たい右のパンチを止めることは出来なかった。そしてクリフォード・スタークスはエド・ハーマンのブラジリアン柔術のスキルを止めることが出来なかった。
結果としてエド・ハーマンのBJJが勝利を収め、スタークスをリア・ネイキッド・チョークに捕えると、2ラウンド1分43秒、彼から”無敗”の勲章を引き剥がした。
「彼は何発か重たい右を食らわせてくれたよ。彼がハードに殴ってきたので幸運にも俺は打たれづよいって事が分かった。」左目が腫上がり、目が閉じかけているハーマンは語った。「あのパンチを貰っていることに驚かされた。あのパンチの正面に立つべきではなかった、でも俺はやり遂げたぜ。」
ハーマンは戦績を20勝7敗と伸ばし、元アリゾナ州立大学のレスラーは8勝1敗と戦績を落とした。
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