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UFC 174 選手成績表

全てのPPVイベント終了後、UFC.comのスタッフが大会の勝者の成績を評価してコメント。今回のUFC174大会の選手成績表を見てみよう。

           UFC 174 Report Card           

デメトリオス・ジョンソン

UFC174大会前から、多くの識者が、今回アリ・バガウティノフとの防衛戦に臨む"マイティ・マウス"ことジョンソンはパウンド・フォー・パウンド候補とされるべきだと指摘していた。そしてこの大会でジョンソンがバガウティノフを5Rにわたって圧倒——判定は三者とも50-45——した姿を見せつけられた後は、ジョンソンこそパウンド・フォー・パウンドだという意見に反論するのは難しい。ジョンソンがこの試合で当てた打撃は164発、そのうち有効打は133発。対するバガウティノフが当てたのが66発、有効打は36発だったのだから圧勝ぶりが分かると言うもの。特にジョンソンはムエタイの首相撲において破壊的な強さを見せ、膝を肘を試合中にわたって当て続けた。そのスピードと創造性は他の追従を許さない。


ローリー・マクドナルド

この日のローリー・マクドナルドは、試合開始からずっとタイロン・ウッドリー相手にペースを握り続け、試合終了のベルはウッドリーにとっては救いの手となるほどだった。マクドナルドは繰り出したボディブローのうちの9割をヒットさせ、実に121発もの打撃をヒットさせた。対するウッドリーが当てたのは55発のみ。マクドナルドはプレッシャーをかけ続けることでウッドリーのパワーとスピードを封じ、打つ手を無くしていったのだ。さらに最終ラウンド、このカナダの若者はさらに決定的なテイクダウンを奪取した。ウッドリーはストライクフォースとUFCでの全試合を通して、テイクダウンを許したのがこれがわずか3度目だった。将来のウェルター級タイトル挑戦に向けて、マクドナルドは今回大きなアピールをしてのけた。


ライアン・ベイダー

試合がどのような状況になろうが、今回のライアン・ベイダーは余裕を持ち、そして圧倒していた。1Rの終わりにベイダーは強烈な膝をハファエル・フェイジャオンにヒットさせたことで、テイクダウンからパウンド戦法に持ち込むための自信を完全に獲得してみせた。統計をみると、ベイダーが3ラウンドに当てた打撃の数だけで、フェイジャオンが試合全体で当てた打撃を上回っている。ベイダーはボディ打ちも織り交ぜて15分間フェイジャオンを完全に圧倒してみせたのだ。


アンドレイ・アルロフスキー

実に6年ぶりにオクタゴンに復帰した「ピットブル」ことアンドレイ・アルロフスキーの動きは、少し錆び付いていたようだ。判定こそ僅差でアルロフスキーに上がったものの、多くの者は勝利はブレンダン・シャウブのものだと考えた。お互いあまり正確な打撃を当てることはできなかったが、試合後のシャウブの顔面のダメージを見ると、アフロフスキーがいくつか有効打を当てたことは明らかだ。アルロフスキーは試合前にナーバスだったことを認め、次回はもっと良い試合を見せると語った。

オヴィンス・サンプルー

今回もオクタゴン無敗を守ったオヴィンス・サンプルーは、今回も良い試合をしてのけた。試合は2R、腕を骨折したライアン・ジモーが口頭でタップをしてサンプルーが勝利を得たのだ。サンプルーは1R、そのリーチを有効に使って試合をコントロールし、さらにジモーのローをキャッチしてテイクダウンしてのけた。最後ジモーがあのような形でタップをしなくても、終始試合を圧倒していたサンプルーの勝利は揺るぎなかったものと思われる。