30日(水)、MGMグランドのスポーツブックに隣接するカジノフロアでUFC 195に向けた公開練習が行われ、1月2日(土)、日本時間3日(日)の大会を待ち切れない多くのファンが駆けつけた。UFCウェルター級王者ロビー・ローラー、その最強の対戦相手となるカーロス・コンディット、ヘビー級のアンドレイ・アルロフスキーが登場し、MGMグランドのど真ん中で多くのファンを熱狂させている。すでにファンの興奮を集めるローラーは「皆のエネルギーを自分の力に生かしながら今回の試合に備えている。ファンがMMAやUFCをサポートしに来てくれるのは素晴らしいことだと思う。自分はただ、ファンのエネルギーを生かしてもっと良くしようとしているだけさ」とコメントしている。UFC 195で二度目のタイトル防衛に挑むローラーは対戦相手のコンディットがウェルター級はもちろんUFCにおいてもベストファイターの一人だと強調した。また、"ルースレス"の異名を取るローラーいわく、強豪ひしめく階級であるがゆえに、いざタイトルマッチとなると"冷酷さ"を維持して準備に励むことができるのだという。 "ザ・ナチュラル・ボーン・キラー(生まれながらの殺し屋)"と呼ばれ、2012年には暫定王者の座を手に入れていたコンディットにとっては2度目のタイトル挑戦だ。しかし、UFC 154でジョルジュ・サンピエール(GSP)と対戦した時と今の自身が別人だと言うコンディットは次のように語った。「GSP戦はかなり興奮していたんだ。もう4年前。それからかなり成長している。事前の準備や試合中もちょっと冷静さを失った。今回はとにかくプロセスを楽しんでいるし、ずっと落ち着いている。思い通りにいくことを願うよ。タイトルを持って帰れるようにね」 一方、次なるタイトル獲得のチャンスに言及したアルロフスキーはスティペ・ミオシッチに勝利することがヘビー級チャンピオンシップのポジションアップになることを願っていると明かしつつも、まずは目の前の一戦に集中すると主張した。なお、ミオシッチは搭乗便の遅れにより公開練習に参加できていない。アルロフスキーは「タイトル挑戦のことすら考えていない。1月2日に危険な相手とやるからね。まずはスティペを打ち負かす必要がある。あとはUFC次第だ。興奮しているしハッピーだし、準備はバッチリさ」とコメントした。3名ともに新年最初の大会を盛り上げることに力を尽くしており、最高のショーを披露したいと明かすローラーは「今回はとてつもなく大きな舞台。たくさんのファンが見ている。今のUFCは大盛況だし、この試合に向けて多くの見ごたえある試合が行われてきた。だから自分もこの勢いをつないでいきたい。試合に出て、最高のパフォーマンスを見せる」と述べている。