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UFC 197決定! ドス・アンジョス対マクレガー、ホルム対テイト

 



3月5日(土)、UFCは再び拠点のあるラスベガスに戻り、MGMグランド・ガーデン・アリーナを舞台にビッグイベントを開催する。世界中のファンが注目するに違いないダブル世界タイトルマッチの実現だ。

UFC 197のメインイベントではフェザー級世界王者のコナー・マクレガーが新たな歴史を刻むことになるかもしれない。階級を上げてライト級チャンピオンのハファエル・ドス・アンジョスと対決するマクレガーが目指すはUFCの2階級制覇だ。年末に絶対王者と言われたジョゼ・アルドを13秒KOに下したマクレガーと、過去2試合でドナルド・セラーニとアンソニー・ペティスを打ち負かしたドス・アンジョスの一戦はまさにスーパーファイトとなるだろう。

 



加えて、セミメインイベントも凄まじい。ロンダ・ラウジーにノックアウト勝利して大金星を挙げたUFC女子バンタム級王者のホリー・ホルムがミーシャ・テイトを挑戦者に迎える。テイトはタイトル奪取に向けてこれまで以上に闘志を燃やしている。

多くの人から“ミスティックマック(神秘的なマクレガー)”の愛称で親しまれるマクレガーは2013年のUFCデビュー以来、自らが望む対戦相手を名指ししており、アリ風に次なるターゲットに射を放つ。オクタゴンで7試合に挑み、全勝でフェザー級トップに踊り出たマクレガー。2015年にはデニス・シヴァーとチャド・メンデスをTKOに下してアルドとの王座統一戦を迎え、見事、頂点に立った。それにもかかわらず、まだ物足りなさを醸し出すマクレガーは3月にドス・アンジョスと対決し、これに勝てばB.J.ペンとランディ・クートゥア以来、UFC史上3人目の2階級制覇を成し遂げることになる。それ以上にすごいのは同時に2階級のチャンピオンベルトを保有する初のファイターとなることだ。

とはいえ、相手のドス・アンジョスがそんな歴史の誕生を望んでいるはずはない。現ライト級王者のドス・アンジョスは3月初旬のタイトルマッチで王座防衛を果たすと心に決めている。キャリアを通して絶頂期にいるであろうドス・アンジョスは目下5連勝中。先のセラーニ戦と2014年6月のジェイソン・ハイ戦でTKO勝利を収め、ベン・ヘンダーソンを相手に戦った試合ではノックアウト勝ち、ネイト・ディアスを判定の末に下して挑んだアンソニー・ペティスとのタイトルマッチでも判定勝ちによってチャンピオンの座を獲得した。初めての防衛戦となったセラーニとの一戦は勝負が決するまでわずか66秒しか要さず、マクレガー戦に向けても勝利しか見ていないに違いない。

ボクシング界で3階級制覇を達成した34歳のホリー・ホルムはボクシングとMMAの双方で世界タイトルを獲得した最初のファイターだ。昨年11月に対戦したラウジーとのタイトルマッチは2ラウンドでKO勝利。また一歩、新たな領域へと踏み込んだにもかかわらず、ホルムは冷静さを失わない。オクタゴンで女子バンタム級タイトルを防衛することだけが今の彼女が抱く唯一の願いだ。

その対戦相手となるのが女子総合格闘技界のパイオニアとして知られるテイトである。リズ・カムーシェ、中井りん、サラ・マクマン、ジェシカ・アイにすべて判定勝ちし、4連勝を記録してタイトルマッチのチャンスを得た。元Strikeforce(ストライクフォース)王者でもあるテイトはトロフィーケースにUFCのチャンピオンベルトを収納するスペースを空けているといい、3月には実現できることを願っている。

対戦カードなどUFC 197関連情報は随時UFC.comにてお知らせする。