日本時間2016年10月9日(日)に英国マンチェスターのマンチェスター・アリーナで開催されたUFC 204の全試合結果&選手コメント集をチェックしよう。
ビスピン vs ヘンダーソン | ベウフォート vs ムサシ | サン・プルー vs マヌワ | ストルーフェ vs オミランチェク | ベクティック vs ドゥアン | ピケット vs アルカンタラ | グラント vs スタシアク | エドワーズ vs トメノフ | サエウスキー vs ディアケイジー | ロバーツ vs ペリー | サントス vs マルチンス
UFC 204:メインカード
メインイベント:
マイケル・ビスピンがダン・ヘンダーソンをユナニマス判定で下し王座を防衛
マイケル・ビスピン
「もちろんダン・ヘンダーソンにはきついのを貰ったし、顔じゅうを切り裂かれたさ。だけど俺は全く問題ない、試合の全てを思い出せる。驚くような観客達だった。大会を通じて、ファンのエネルギーを聞くことができた。これほどのエネルギーをもたらしてくれたファン達に感謝したい、本当に素晴らしいことだ。ダン・ヘンダーソンに大きな敬意を感じている。彼はこのスポーツのレジェンドで、お疲れ様と伝えたい。彼がこのスポーツで成し遂げたこと、あの年齢で、これほどのレベルで戦い続け、こんな素晴らしい試合をやってのけるというのは驚異的なことなんだ。彼にはとんでもない尊敬の念を抱くばかりだ。そして次のことを考える時だ。俺は未だにベルトを保持しているし、俺は未だに王者だ、そのことをとても嬉しく思う。僅差の試合だったけど、簡単な試合などはありえない。簡単なら誰でもこいつをやっているさ。次の時まで、英国に神の祝福を」
ダン・ヘンダーソン
「良いパフォーマンスだったと感じている。少し疲れてしまったかもしれないが、試合を通じてもう少し手数が出せていたとも思っている。だけど5ラウンドには俺は彼を追い回したし、テイクダウンをとったと感じていたし、あのラウンドを取るには十分なだけ得点したと感じていた。彼にダメージを受けたとは全く感じていない。ジャッジ達が俺と同じように見なかった、というのは不運そのものだ。全体として、俺は自分がこのキャリアで達成してきたことに満足している。多くを成し遂げた、と思っている」
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セミメインイベント:
ゲガール・ムサシが2ラウンド2ラウンド2分43秒でビトー・ベウフォートにTKO勝利
ゲガール・ムサシ
「良い気分だ、次への準備はできている。この階級でランキング5位だと思っている。ロバート・ウィテカーとデレク・ブランソンが俺の上にいるけど、彼らより俺が強いファイターだと今更証明する必要もないと思っている。俺の方がはるかにテクニカルだ。俺は間違いなくミドル級のトップ5だ。ファンが見たいと望むフィニッシュをできた方がいつだった良いのは間違いない。俺の試合ぶりには非の打ち所がなかったと考えている、非のうちどろこのない勝利だ、ベイビー!」
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ジミ・マヌワが2ラウンド2分38秒でオヴィンス・サン・プルーにKO勝利
ジミ・マヌワ
「数週間の、数ヶ月のハードワークが今夜報われた。みんなが俺の試合を見に来てくれるのは、俺が判定に持ち込まないからだ。俺は相手にとどめを刺すために試合をする。それを英国の観衆達の眼前で実現できて、特別な気持ちだ。このとんでもない大観衆を見ろよ、エネルギーをもらえるし、素晴らしい気分になるんだ。俺はこれでトップ5入りしたはずだ、素晴らしい気分だよ、俺のこの階級で世界の5本の指に入ったんだぜ」
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ステファン・ストルーフェが2ラウンド1分41秒でダニエル・オミランチェクにサブミッション勝利
ステファン・ストルーフェ
「試合での俺の脚は十分に早くなかった。脚に少しばかり疲労感を感じていたんだ。試合の前に、攻防がグラウンドへ行けばサブミッションが極めれるだろうとわかっていた。疲れすぎないように、時間をかけて行ったよ。ダースは俺の得意技のひとつなんだ。俺が依然として世界のトップの一人だということを証明するために、次は大きな試合をしたい。ゴールはもちろん、ベルトへ向けたリマッチだ。その機会をもらいたい」
ダニエル・オミランチェク
「ほとんどがスタンドだった1ラウンドは俺が獲ったと思っている。2ラウンドにあのダース・チョークに捕まって、それでやられてしまった。それまではうまく戦えていたように感じていた。俺がもっと強くなって将来はこのレベルでも試合に勝てるようになるためには、もっともっとトレーニングを積まなくてはいけない、それが明らかになった試合だった」
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ミアサド・ベクティックが1ラウンド4分22秒でラッセル・ドゥアンにサブミッション勝利
ミアサド・ベクティック
「この瞬間を当然の結果と感じている。長い間これを思い浮かべてきた。何度も対戦相手が変わったけど、俺は集中力を切らさなかった。結果は起こるべくして起きたのさ。負傷のせいで、ちょっとばかり戦線離脱していたけど、俺はフラフラ遊びまわらずに集中していた、自分の試合に集中していたんだ。この瞬間を楽しみたい、観客をこの目で見たいって、ただそれだけを願っていたんだ。俺は死ぬ時にこの瞬間を思い出すだろう。俺は長いこと有望株ってやつだったけど、もはや有望株とは言わせない。俺はコンテンダーだ、正真正銘のな」
ラッセル・ドゥアン
「この試合はショートノーティスで受け、そして戦った。それが全てだ。今月子供が生まれるんだ、少し休みをとるよ。子育てを助けてから、その後トレーニングを再開だ」
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UFC 204:プレリム後半戦
ユーリ・アルカンタラが1ラウンド1分59秒でブラッド・ピケットにサブミッション勝利
ユーリ・アルカンタラ 「純然たる幸福を感じている。あっという間に試合を終わらせる、そんな俺のプランがその通りになった。年末に再び試合をしたい。UFCがやれということは何でもやるぜ。トップ15に返り咲きたいんだ、だからトップ10かトップ15の誰かと戦いたい」
ブラッド・ピケット 「深夜の試合ということが少し影響したかもしれない。彼は俺の予想通りの戦い方で出てきた。彼は全くもってアグレッシブで、前に出てきた。試合を見直す必要がある。彼が先手を取ってきたがることは分かっていた。序盤の嵐を凌ぎたかったが、それができなかった。ハラワタを抉り出された気分だ」
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ダミアン・スタシアクが3ラウンド3分56秒でデビッド・グラントにサブミッション勝利
ダミアン・スタシアク 「なんて言ったら良いんだ、とてもハッピーだよ。マンチェスターは素晴らしい街だ。だから、この街の観客の前で勝利することができたのは素晴らしいことだ。またUFCで試合をする機会を楽しみにしている。誰と戦うかは重要ではない。与えられた誰とでも戦うよ。3月か4月ごろに試合がしたいね」
デビッド・グラント 「気持ちよく戦っていた。彼は寝技は強かったけど、スタンドだったらどれだけやっても勝てると感じていた。だけど、上になった時、2ラウンドは取っていたから少し上をやっても良いだろうって考え、そして捕まってしまった。多分腕は骨折していると思う。アームバーで伸ばされた時、腕がボキッてなるのが聞こえたけど、タップはしたくなかった。俺にとってタップが意味するものは大きすぎるんだ。腕が治ったらすぐにジムに戻るよ」
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レオン・エドワーズが3ラウンド3分1秒でアルバート・トメノフにサブミッション勝利
レオン・エドワーズ 「タフな試合だった。アルバートはこの階級きってのストライカーの一人だけど、俺は試合がどんな展開になろうとどこでも彼に勝てると分かった上でこの試合に臨んだ。2ラウンドは彼の方が良かったけど、俺は崩されず、自信を失わず、そして彼をフィニッシュしたんだ。誰とでも戦う、俺は与えられた誰とだって戦うから、次が誰かは問題にならない。今夜のサポートは大きな意味があった。子供の頃にUFCがロンドンに来た時に大会を見て、いつか俺もうUFCがイギリスに来た時にそこで戦うんだって言って、そして今俺はここにいる。俺は戦い抜いて今夜勝利を手にした。その意味は大きい」
アルバート・トメノフ 「立ったまま戦うように努めたんだが、今夜は彼の夜だったよだ。他にどう言ったら良いんだ?自分の実力を出せる戦いを取り戻したい。すぐにでもあの場所に戻りたい」
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マルク・ディアケイジーが2ラウンド4分40秒でウーカス・サエウスキーにTKO勝利
マルク・ディアケイジー 「これが世界で最高のフィーリングってやつだ。この瞬間のためにハードにやってきて、それがここにある。喜びを実感し始めたところだ。俺には素晴らしいファンたちが付いている。素晴らしいサポートだ。英国のファンたちのために、俺はベルトを英国にもたらすつもりだ。UFCでは選手は(ファンを)楽しませなくてはならない。英国のファンたちは素晴らしい試合を見たがっているし、それこそが俺が彼らに与えたいものだ。UFCが次に俺に与えるのが誰であれ、俺は受けるぜ。誰とでも戦って、この階級を平らげてやる」
ウーカス・サエウスキー 「問題は、俺がこの試合を8日前のオファーで受けたため、減量のための時間しか持てず、しっかりと準備ができてはいなかったということだ。疲労を感じていたし、それが問題だった。できるだけ頻繁に試合をしたいが、次はしっかりとした準備が必要だ。それができるなら、俺がUFCに戻ってくるのは間違いない」
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UFC 204:プレリム前半戦
マイク・ペリーが3ラウンド4分40秒でダニー・ロバーツにKO勝利
死闘と呼ぶにふさわしい両者の激闘の結末は、ジャッジの手に委ねられるかと思われた矢先、試合時間残り20秒にペリーがその破壊的なヒザとパンチでロバーツを捉え、劇的なKO勝利を記録した。
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レオナルド・サントスがアドリアーノ・マルチンスにスプリット判定勝利
レオナルド・サントス 「素晴らしい気分だ。英国での試合はこれで2度目なんだけど、俺にとってこの場所は戦いに向いた場所なんだろう、とてもハッピーだよ。キャンプでやってきたこと全てが今夜の試合で出せた。だからとてもハッピーなんだ。俺の計算では最初の2ラウンドは俺が獲っていた。3ラウンド目はちょっとキツい展開になったが、試合全体では俺が間違いなく勝利していた」
アドリアーノ・マルチンス 「あれがジャッジの判定だ。俺は彼らには賛成しかねるがな。もちろんもっとうまく戦えていたはずだとも感じて入る、もっとできたはずだった、てな。だけどそれも試合というものの一面だ」
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