日本時間2016年11月13日(日)に米国ニューヨーク州ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたUFC 205の全試合結果&選手コメント集
日本時間2016年11月13日(日)に米国ニューヨーク州ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたUFC 205の全試合結果&選手コメント集をチェックしよう。
アルバレス vs マグレガー | ウッドリー vs トンプソン | イェンドジェイチェク vs コバルケビッチ | ワイドマン vs ロメロ | テイト vs ペニントン | エドガー vs スティーブンス | ヌルマゴメドフ vs ジョンソン | ナタウ vs ボーシュ | ルーケ vs ムハマッド | ミラー vs アウベス | カーマウチ vs チョケイジアン
UFC 205:メインカード
メインイベントUFCライト級
タイトルマッチコナー・マクレガーが2ラウンド3分4秒でエディ・アルバレスにTKO勝利
第1ラウンドから3度のノックダウンを奪うなど、圧倒的な打撃の正確さとパワーを見せつけたアイルランドの英雄、コナー・マクレガーが2ラウンドにカウンターの左ストレートからのコンビネーションを効かせてダウンを奪うとパウンドでレフリーのストップを呼び込んだ。
コナー・マクレガー:「俺のもう一つのベルトはどこだ! (アルバレスに驚かされたことは)何も無かったね。俺のレベルじゃなかったな。体格が変わらないなら俺と互角に戦える選手などいないよ。エディは確かにウォリアーだ。ただ俺と戦うべきじゃなかったんだ。みんな来てくれてありがとう。それにしても俺のもう一つのベルトはどこだ!ところで俺はこれまで自分の階級の全員のことをバカにしてきた。そこでこの機会に、ぜひ謝罪を……誰にもしねえよ!」
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セミ・メインイベント:UFCウェルター級タイトルマッチ
タイロン・ウッドリーとスティーブン・トンプソンの一戦はマジョリティ・ドロー

ウッドリーの爆発力、トンプソンの正確無比な打撃と互いの持ち味が交錯した5ラウンド激戦の結果は47−47、47−47、そして48−47(ウッドリー)のマジョリティ判定に終わった。
タイロン・ウッドリー:「スペースを作って強い打撃行くべきだった」
スティーブン・トンプソン:「俺が勝っていたと思うけど、どうでもいいさ。もう一度やろうぜ、この場所、ここ、マディソン・スクエア・ガーデンでな」
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UFC女子ストロー級タイトルマッチ
ヨアンナ・イェンドジェイチェクがカロリーナ・コバルケビッチにユナニマス判定勝利
ヨアンナ・イェンドジェイチェク:「(4ラウンドにもらったパンチは)そんなにダメージはなかったわ。ああいうノックダウンをもらうことは予期できなかったけど、あれも試合中に起きたことのひとつに過ぎない。すぐに回復したしすぐに試合をコントロールできた。(カロリーナや自分のような)ポーリッシュ・ガールズは世界一タフなのよ。カロリーナは素晴らしいチャレンジャーだった。今度ポーランドでUFCをやりたいわね! みんなありがとう!」
カロリーナ・コバルケビッチ:「彼女は世界でベストの選手。でもいい試合ができた。できたら次はポーランドで戦いたい。スイッチしながらスタンドで戦うのが作戦だった
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ヨエル・ロメロが3ラウンド24秒でクリス・ワイドマンにTKO勝利

序盤はワイドマンのキックが試合の流れを作ったかに見えた一戦で、2ラウンド終盤からロメロがその卓越したレスリング能力を見せつけ主導権を握ると最終ラウンドに戦慄の飛び膝蹴りで元UFCミドル級王者のクリス・ワイドマンをTKO!その後場内で試合を観戦していた元王者のマイケル・ビスピンに挑戦状を叩きつけた。
ヨエル・ロメロ:「いろいろ言ってくれているようだが、マイケル、俺はお前のことを愛しているぜ、ボーイ。俺を覚えているだろ、ドイツでお前にレスリングを手ほどきしてやったよな?」
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ラケル・ペニントンがミーシャ・テイトにユナニマス判定勝利

ラケル・ペニンントン:「ミーシャはずっと尊敬してきた存在だった。アイドルがライバルになる、そんな試合だった。どう言ったらいいのか分からないけど、やるべきことをやったわ」
ミーシャ・テイト:「引退を表明するわ。ファンを愛しているし、試合を見に来てくれてありがとう。全力を尽くしたけど結果につながらなかった。このスポーツは大好き。でも、もう私の時代は終わり。これからは新しい世代の時代よ」
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UFC 205:プレリミナリーファイト後半戦
フランキー・エドガーがジェレミー・スティーブンスにユナニマス判定勝利

第2ラウンドにこそスティーブンスの左ハイキックを被弾しピンチに陥ったエドガーだったが、またもやMMA史上最高と囁かれる回復力と無尽蔵のスタミナで試合の主導権を握り続け、難敵スティーブンスをユナニマス判定で退けた。
フランキー・エドガー:「ガーデンのみんな! 最高だぜ。ジェレミーはビーストだった。デイナ、今度はブルックリンで大会を開いてくれ!」
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ハビブ・ヌルマゴメドフが3ラウンド2分31秒でマイケル・ジョンソンにサブミッション勝利

1ラウンドにジョンソンのパンチを効かされたヌルマゴメドフは即座に攻防をグラップリング勝負に持ち込むと、その世界最高峰のコントロール能力を如何なく発揮。無数のパウンドでジョンソンを削った後、完璧なキムラロックでジョンソンからタップアウトを引き出すと、その無敗記録を24に更新した。
ハビブ・ヌルマゴメドフ:「僕は謙虚でいたいんだけど、この場では話さなくてはならない。他のみんながしゃべりすぎるからだ。UFCのPRマシーンにはものすごい力がある。君たちが推しているあの男は、この前チキン(弱虫)の如くタップしたばかりだというのに、今日はタイトルに挑戦だ! なんてクレイジーな話だ!なあ、これはトラッシュトークじゃないよ、真実だ。アイルランドには人口が600万人しかいない。対してロシアは1億5,000万人だ。僕は君らが誇るチキンと戦いたい! これこそライト級で一番楽な試合だからだ。僕の力は全て神が下さったものだ。僕はこれで24戦全勝だ」
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ティム・ボーシュが1ラウンド3分22秒でハファエル・ナタウにKO勝利 
バーバリアンの剛腕炸裂!序盤から細かな打撃を散らして圧力をかけたボーシュが主導権を握り続け、金網際のナタウの顎先をコンパクトな右で撃ち抜きノックアウト。マディソン・スクエア・ガーデンに詰めかけたファン達を震撼させた。
ティム・ボーシュ:「UFCで20試合目の今回、はじめて自分の武器が研ぎすまされた気がするよ。これからどこまで行けるか楽しみだ。周りからは見えなかったけど、序盤にパンチを効かせることができて、向こうの目を見て効いているのが分かったんだ。だから辛抱強くまた狙っていったんだ。(フィニッシュでは)ケージが背にあったせいで向こうは距離を取れなかったんだろうね」
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ビンセンテ・ルーケが1ラウンド1分19秒でベラル・ムハマッドにKO勝利
ルーケがカウンターの左フックでムハマッドをマットに沈めると、連勝記録を4に更新。
ビンセンテ・ルーケ:「神に感謝したい。2週間半の準備期間だったけど、ニューヨークでの試合のオファーにノーとは言えなかったよ。ブラジルでもブラックジリアンでも打撃の練習をずっと重ねていたし、向こうの得意なパターンは分かっていたから、カウンターを狙っていたんだ。生まれ育ったブラジルにも、アメリカにも感謝だ」
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UFC 205:プレリミナリーファイト前半戦
ジム・ミラーがチアゴ・アウベスにユナニマス判定勝利
自らの体重を増やしてまでこの一戦に臨んだジム・ミラーが要所でテイクダウンを成功させて試合を終始コントロール。UFCでの17勝目を記録し、UFCライト級最多勝利記録を更新した。
ジム・ミラー:「信じられないかもしれないけど、体重を増やすってのはタフな事なんだ。だけどチアゴはウェルター級でタイトルも争ったこのスポーツのレジェンドの一人だ。彼と同じオクタゴンに立ちたかったんだよ」
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リズ・カーマウチがケイトリン・チョケイジアンにユナニマス判定勝利

3ラウンドにはチョケイジアンのハイキックを被弾し、あわやの大ピンチに陥ったカーマウチだったが、豊富な経験と持ち前のテイクダウン能力を巧みに駆使し、追いすがるチョケイジアンを要所でのテイクダウンで振り切った。
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