アゼルバイジャン・バクー: 世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFC®(Ultimate Fighting Championship)は本日、アゼルバイジャン共和国の青年スポーツ省およびバクー・シティ・サーキット(BCC)運営会社と提携し、現地時間6月21日(土)【日本時間6月22日(日)】に、バクー・クリスタル・ホールを舞台に、アゼルバイジャンの首都バクーにおける初イベントを開催することを発表いたします。メインイベントでは元ライトヘビー級王者で現在ランキング4位につけるジャマール・ヒルが、同7位のカリル・ラウントリーJr.と対戦いたします。

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Tickets for UFC FIGHT NIGHT: HILL vs ROUNDTREE JR will go on sale at 10 a.m. AZT on Friday, April 25, via iTicket. Fight Club members will have the opportunity to purchase tickets early at 10 a.m. AZT on Wednesday, April 23, whilst those who registered their interest early in this event will gain access at 10 a.m. AZT on Thursday, April 24.
『UFCファイトナイト:ヒル vs. ラウントリーJr.』の観戦チケットは4月25日(金)アゼルバイジャン時間10時(日本時間15時)に『iTicket』にて発売いたします。ファイトクラブ会員は4月23日(水)アメリカ東部時間10時(日本時間23時)からチケットをご購入いただけます。
今回のパートナーシップは今週末に開催する『UFC 314:ヴォルカノフスキー vs. ロペス』に先立ち、マイアミで実施したUFC会長兼CEOのデイナ・ホワイトと、アゼルバイジャン・青年スポーツ省のファリド・ガイボフ大臣との調印式にて発表したものです。

デイナ・ホワイト(UFC CEO)
「アゼルバイジャンとバクー市は大規模な世界的スポーツイベントを開催してきた素晴らしい歴史を有している。また、同地域や周辺地域から多くの選手がUFCに参戦しており、われわれにとって次に訪れるべき場所だったのは確かだ。6月21日にその地で初めてのUFCイベントを開催できることを楽しみにしている」
ファリド・ガイボフ(アゼルバイジャン共和国 青年スポーツ大臣)
「アゼルバイジャンを当該地域のスポーツリーダーとして発展させるべく尽力している中で、UFCをバクーで開催することは、もうひとつの重要なマイルストーンになります。バクー市はヨーロッパ競技大会からF1まで、国際的なスポーツイベントの重要な開催地であることを証明してまいりました。UFCとのパートナーシップは世界的なスポーツの中心地としてのアゼルバイジャンの評判をさらに高め、スポーツの発展と国際協力に対するアゼルバイジャンの献身を示すものです」
マクスド・ファルズラエフ(バクー・シティ・サーキット運営会社 ジェネラルディレクター)
「F1との提携が成功したことに続き、UFCと提携できることはバクーにとって非常に素晴らしい次なるステップとなります。今回のイベントはバクー市の世界規模な施設を際立たせるだけでなく、世界のスポーツの舞台におけるアゼルバイジャンの存在感を高めるはずです。この地域におけるUFCと格闘技の成長に貢献し、主要な国際スポーツの開催地としてバクーをさらに強固なものにできることを誇りに思います」
It’s official! 🇦🇿
— UFC (@ufc) April 11, 2025
We are coming to Azerbaijan for #UFCBaku on June 21! pic.twitter.com/QoMqdn3aKR
元チャンピオンのヒル(12勝3敗1ノーコンテスト/アメリカ・ミシガン州)は早々と2025年の2戦目に挑むことになりました。デイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズ出身者として初めてUFC王者に輝いたヒルは、チアゴ・サントス、ジョニー・ウォルケル、ジミー・クルートらを下してきました。次戦ではラウントリーJr.を相手に、自らの存在感をアピールし、再び王座を狙います。
ラウントリーJr.(14勝6敗1ノーコンテスト/アメリカ・ネバダ州)は昨年10月に開催したUFC 307でアレックス・ペレイラと対戦し、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞して以来のオクタゴン復帰となります。13勝のうち9勝がKO勝利という破壊的なストライカーであるラウントリーJr.はクリス・ドーカス、カール・ロバーソン、モデスタス・ブカウスカスに勝利し、ファンを魅了してきました。今回も実力を発揮してヒルが居座るトップ5の座を奪い取りにかかります。
さらに、今回のイベントで日本人初のUFCチャンピオンを目指す堀口恭司(34勝5敗/群馬県、アメリカ・フロリダ州在住)がオクタゴン復帰を果たします。その前に立ちはだかるのは元UFCライト級王者であるハビブ・ヌルマゴメドフのもとでトレーニングを積み、フライ級の頂点に狙いを定めるランキング10位のタギル・ウランベコフ(16勝2敗/ロシア・マハチカラ)です。
その他、ヘビー級ランキング5位のカーティス・ブレイズ(18勝5敗/アメリカ・シカゴ)が、デイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズからオクタゴンデビューをつかんだリズヴァン・クニエフ(13勝2敗1分/ロシア・ダゲスタン)と対戦します。
【その他の対戦カード】
- ミドル級マッチ:イスマイル・ナウルディエフ(24勝7敗/モロッコ・ラバト)対パク・ジュンヨン(18勝6敗/韓国ソウル)
- ヘビー級マッチ:ハムディ・アブデルワハブ(6勝0敗/エジプト・カイロ出身、アメリカ・ニューヨーク在住)対モハメド・ウスマン(10勝4敗/アメリカ・テキサス州)
- 女子バンタム級マッチ:イリーナ・アレクシーバ(5勝2敗/ロシア・チェリャビンスク)対クラウディア・シグワ(6勝2敗/ポーランド・ウッチ)
- 女子バンタム級マッチ:ダリヤ・ジェレズニコバ(9勝2敗/ロシア・サンクトペテルブルク出身、フランス・パリ在住)対メリッサ・マリンズ(7勝1敗/イギリス・コベントリー)
世界トップクラスのレスリングや打撃、気迫を見せるアゼルバイジャン出身選手たちはUFCで手強い存在として急浮上しています。中でも、ラファエル・フィジエフは元ライト級王者であるハファエル・ドス・アンジョスやキング・グリーンといったエリートファイターを相手に圧倒的なパフォーマンスを披露してきました。