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UFC191セミはアルロフスキーがミアに辛勝

 

十年前から実現が期待されていたこの試合は、それ相応しいものにはならなかった。それでも土曜、MGMグランドガーデンアリーナで行われたUFC191のセミ・ファイナルにて、アンドレイ・アルロフスキーは判定3−0でフランク・ミアを下し、カムバック後の連勝をキープしてみせた。

 



元UFCヘビー級王者同士のこの対戦は、04年にミアがタイトルを保持していた頃から期待されていた。しかしミアのバイクの事故のせいで凍結されて以来、長年にわたって実現しないまま、両者はキャリアにおいてさまざまな経験を経たのであった。そしてこのUFC 191でとうとう実現したこの闘いだが、それは人々が期待するようなものとはならなかった。期待を裏切られた思いをしたのは、アルロフスキーも同じであった。

「がっかりだよ。僕はミアをなめていたんだ」とランキング4位のアルロフスキーは語った。「ミアが強いのは、1ラウンドの最初の3ラウンドだけかと思ってたんだ。でも勝利は勝利だ。それはいいことだね。」

この試合のスコアは、30−27、29−28、29−28でいずれもアルロフスキーを支持。36歳のアルロフスキーはこれで25勝10敗1ノーコンテストに、やはり36歳、ランキング10位のミアは18勝10敗となった。

1ラウンド、アルロフスキーが右を上げると、ミアは組み付いて対応。ミアも打撃を返すがアルロフスキーはそれを回避し、ロングレンジの打ち合いの手数で上回ってみせる。しかしミアも何度かクリンチで捕まえて、体格に劣るアルロフスキーのスタミナを奪いにかかっていった。

2ラウンド、ミアはテイクダウンに成功しそこから強烈なパウンドをボディに。アルロフスキーはそれに耐えてしがみついてブレイクを持ち込み、試合はまたしてもスタンドに。ここで相手を挑発するミアに対し、アルロフスキーは躊躇してあまり手を出せない。それでも何度か有効打を当ててこのラウンドを取ることに成功した。

クリンチと膠着が増えた3ラウンド、お互いのスタミナ消耗は明らかに。そのなかでミアはテイクダウンを奪うことに成功し、アルロフスキーは左を二度ほどあて、ミアの右目を切り裂いてみせた。 疲労困憊の両者は、試合終了のホーンがなる頃には足取りもおぼつかない様子だった。

「プレッシャーはまったくなかったよ」とアルロフスキーは語った。「ただ楽に勝てると思ってたんだ。でも全然そうならなかった。」