5日(金)、UFCⓇはクリーブランド・クリニックとのパートナーシップを5年間延長し、『プロフェッショナル・ファイターズ脳健康調査』へのサポートを継続すると発表した。UFCはラスベガスのルー・ルボ脳医療センターで行われているこの調査に複数年にわたるコミットメントと100万ドル(約1兆2,000億円)の提供を約束しており、コンバットスポーツ最大の貢献者となる。 「アスリートの健康と安全のための新基準を設けるためには、研究と認識が鍵となる」とUFCのアイク・ローレンス・エプスタインCOOは語った。「UFCは産業をリードするヘルスプログラム、ウェルネスプログラムに投資する機会を常に探しており、オクタゴン内外のアスリートの発展につながるリソースを提供したいと考えている」 「最初の4年間で、われわれは反復的な頭部外傷が脳に及ぼす影響についてかなり多くのことを学んだ。損傷の蓄積を発見する方法についても同様だ」とクリーブランド・クリニック・ルー・ルボ脳医療センターのアソシエイト・メディア・ディレクター兼主任研究員を務めるチャールズ・バーニック医師は述べた。「UFCのようなファイティングコミュニティーや団体の協力を得て、われわれはこの分野についての理解を深め、アスリートを守ることが可能となる。彼らのサポートはこの大規模な調査の基盤を維持する助けとなった。それによってわれわれは参加者を長期的に追跡することが可能となり、コンバットスポーツや反復的頭部外傷にさらされる人々の安全性向上につながる対策を生み出すことができる」
2011年に設立されたプロフェッショナル・ファイターズ脳健康調査は、頭部外傷を受けたアスリートに起こる脳損傷の兆候をわずかなものでも最短時間で発見するメソッドを開発するとともに、慢性的な神経障害を起こしやすい個人を特定することが主な目的だ。その研究は5年目に入り、研究者はこの調査がプロファイターの安全と健康に役立つばかりでなく、他のスポーツやアクティビティで反復的頭部外傷を受ける人々にとっても役立つものだと確信している。 プロフェッショナル・ファイターズ脳健康調査に対するUFCの支援は、他の主要コンバットスポーツ団体と連携して行われている。資金は調査の継続に役立てられており、将来的には結果を公表し、スポーツにおける研究の重要性について提言を行う計画だ。 現在までにプロフェッショナル・ファイターズ脳健康調査には現役、引退を含む600人近いアスリートが登録されている。参加は任意であり、協力したファイターはMRIスキャンを含め、現在の自分の脳の健康状態と機能に関する評価を無料で受けることができる。個々の調査は最低4年の間、毎年行われる。