日本時間3月20日(日)に開催されたUFCファイトナイト・ブリスベンでは、マーク・ハントが自身3度目となるウオークオフ・ノックアウト――ワンパンチでKOし、追撃せずその場から歩き去るハントおなじみのスタイル――でフランク・ミアを下した。 ニュージーランド出身のハントはパワフルなパンチで知られており、彼が腕を振り回せば、高い確率でその直後に試合が終わってしまう。 ミアがその衝撃を感じた時、ハントにはミアがすでに失神していることが分かっていた。以前にも経験があるのだ。 「オレのパンチがフランクをとらえた。彼に目をやると、彼はまだ暗闇にいた。彼の意識がその場に残っていなかったから、オレは立ち去ったんだ。彼はどこか別の場所に行っていた。落ちていたんだ」とハントは語っている。 これでハントはヘビー級のタフな選手たちを相手に、UFC7勝のうち6勝をノックアウトでフィニッシュしたことになる。 ファイトナイト・ブリスベンの論点に迫る。
ハント、再びタイトル戦線ロードへ またしてもオクタゴンの歴史に残る一夜に、トップ10ファイターに大勝利を飾ったハントは次の試合に関する質問を受けた。 UFCでハントが負けた相手はエリート選手だけだ。”スーパー・サモアン”ことハントは、負けた相手との再戦希望を口にした。再戦でのハントの勝率は高いのだ。 「トップ選手となら、だれでもいいよ」とハントは語っている。「ジュニオール(ドス・サントス)、スティペ(ミオシッチ)、ファブリシオ(ヴェウドゥム)との再戦でもいい。再戦で負けたことはないから、この中のだれでもいいぞ。どこで戦うことになっても構わない。パーティはどこででもできる」 ハントがここでトップ5の選手に勝つことになれば、ただちにトップコンテンダーの仲間入りをすることになろう。ひょっとするとタイトル挑戦すら、ありえるかもしれない。
株を上げた気迫のニール・マグニー 第1ラウンドのヘクター・ロンバードはニール・マグニーに、実に50発以上の強烈な打撃をヒットさせ、あと1、2発で勝利を宣告されていてもおかしくないところまで追い込んでいた。 しかし、オクタゴンの中でも外でもファイターである元軍人のマグニーは、これまでUFCで14戦という豊富な経験を積んでおり、ロンバードに追い詰められてもあきらめるつもりはなかった。 今回の勝利でマグニーの戦績は過去11戦で10勝だ。タイトル挑戦を目指す彼にとって、ランキングでも大きな上昇が期待される。 「好きなようにしていいのなら、次はトップ5の選手と試合が組まれるのを待ち、年末までにはタイトルマッチにたどり着きたい」とマグニーは語っている。 ジェイク・マシューズにますます高まる期待 2ラウンド終了時点では全員のジャッジが2−0でジョニー・ケースを支持していた。しかしながら、オーストラリア出身のジェイク・マシューズに本拠地で負けるつもりはなかった。 マシューズのコーチは、今回新たに、ラウンドごとに気持ちを切り替えるように彼を育成してきたのだという。彼は第3ラウンドをまるで新しい試合の開始であるかのように臨んだ。 「今回の合宿では、各ラウンドで自分をリセットすることを練習してきた。練習試合で、仮に勝っていても次のラウンドは0−0の状態から再開するんだ」とマシューズは語っている。「そんな風に考えるようにしていると、勝っていても自信を持ちすぎることはないし、判定で負けていても、慌ててしまって間違いをやらかすこともない」 マシューズはこれでUFC戦績4勝1敗、ライト級の階段をゆっくりと上っている。次にだれと戦うことになろうと、準備は万端だ。 「僕はとくに急いではいない。いつも、次にだれと戦いたいかという話になるけれど、僕はUFCのマッチメーカーを信頼している」とマシューズは述べている。「彼らはマッチメークでは最高の仕事をする。彼らは僕のことをゆっくりと前進させてくれているんだ。僕よりランキングがちょっと上の選手とやらせてもらえる限り、僕は着実にランキングを上っていくよ」