UFCがカナダ・オタワに初めて乗り込むUFCファイトナイト・オタワは日本時間6月19日(日)にTDプレイス・アリーナで開催され、ウェルター級ランキング1位につけるローリー・マクドナルドと同2位のスティーブン・トンプソンがメインイベントを務める。 長年ウェルター級で活躍を続けてきたマクドナルド(18勝3敗、カナダ・ブリティッシュコロンビア州ケネル出身、同ケベック州モントリオール在住)はここ最近の10試合で8勝し、タレック・サフィジーヌ、タイロン・ウッドリー、ジェイク・エレンバーガー、B.J.ペンなどから印象的な白星を挙げている。去年7月に行われたUFC 189ではウェルター級タイトルを懸けてロビー・ローラーと戦い、惜しくも敗れたものの、その試合は2015年の“ファイト・オブ・ザ・イヤー”を獲得した。 総合格闘技界きってのストライカーであるトンプソン(12勝1敗、米サウスカロライナ州シンプソンビル出身)は現在6連勝中と波に乗っている。そのうち3勝はジェイク・エレンバーガー、ロバート・ウィテカー、クリス・クレメンツをノックアウトしての勝利だ。“ワンダーボーイ”ことトンプソンは今年に入って行われた前ウェルター級王者のジョニー・ヘンドリックスとの対決で、ヘンドリックスを第1ラウンドでマットに沈める活躍を見せた。 オタワのファンが楽しみに待つのはこれだけではない。ドナルド・セラーニ対パトリック・コーテのウェルター級マッチも見逃せない。 UFCライト級タイトルに挑戦したこともあり、現在同階級ランキング9位につけるセラーニは(29勝7敗1ノーコンテスト、米コロラド州デンバー出身、同ニューメキシコ州アルバカーキ在住)はUFCを代表す最もエキサイティングで人気の高いファイターだ。“カウボーイ”ことセラーニはベンソン・ヘンダーソン、エディ・アルバレス、エドソン・バルボーサ、ジム・ミラーなどから白星をあげており、レフェリーストップによる勝利は実に21勝を数える。大舞台で活躍してきたセラーニはこれまでファイトナイトボーナスを11回獲得している。2月に行われたアレックス・オリベイラとの一戦は第1ラウンドでサブミッション勝利を奪い、上出来のウェルター級デビューを飾った。 一方、パトリック・コーテ(23勝9敗、カナダ・モントリオール出身)は3年前にウェルター級に階級を落として以降、5勝1敗の戦績を収めている。総合格闘技歴13年となるベテランのコーテは、ベン・サンダース、ジョッシュ・バークマン、ジョー・リッグス、カイル・ノークなどから勝利を収めている。2008年にはミドル級タイトルを狙ってアンデウソン・シウバに挑んだこともある。 UFCファイトナイト・オタワの追加カードは以下の通り。
UFCは2008年以来、カルガリー、ハリファックス、モントリオール、ケベックシティー、サスカトゥーン、トロント、バンクーバー、そしてウィニペグのカナダ8都市で19回にわたりイベントを開催してきた。これまでにカルガリーのスコシアバンク・サドルドーム(UFC 149)、モントリオールのベル・センター(UFC 124)、トロントのロジャーズ・センター(UFC 129)、ウィニペグのMTSセンター(UFC 161)の4カ所で各会場の入場記録を更新し、2011年4月30日にトロントで行われたUFC 129の入場者数記録はいまだUFC最多を誇っている。