UFCファイトナイト・ウベルランジア大会のメインカードの結果は以下の通り。
土曜夜のUFCファイトナイトに直前のオファーで出場を決めたオヴィンス・サンプルーは、元ライトヘビー級王者のマウリシオ・ショーグン・フアを僅か34秒でKOし、ブラジルのウベルランジアのギナシオ・ムニシパル・タンクレード・ネヴェスに集まった観客を震撼させた。 「僕にとって、この試合は本当に大きいものだった」とサンプルーは語った。「ショーグンはレジェンドだ。僕はとてもリスペクトしているし、今後もショーグンのファンだ。でも自分がレジェンドとなるためには、レジェンドを倒さなくてはならないんだ。今夜僕がやったのはそういうことだ。」 もともとセミに出場予定だったものの、負傷したジミ・マヌワの代役としてショーグン戦を了承したサンプルーは、みごとに32才のブラジルのスターにして、最近TUFブラジル4のコーチ就任が決定したショーグン相手に番狂わせを演じてのけた。試合開始後ローを交換した両者。やがてフアはパンチのコンビネーションを見せるが、逆に左フックを貰ってバランスを崩す。そこで畳み掛けたサンプルーは左の連打を浴びせ、会場が静まり返る中キャリア最大の勝利をあげた。 これでサンプルーは17勝6敗に、ショーグンは22勝10敗となった。 アウヴェスvs. ジョウバンこのウェルター級戦においてTUFブラジル3の覇者のワーレイ・アウヴェスは、アラン・ジョウバン相手に序盤こそ好調だったものの終盤失速。それでもなんとか逃げ切って判定3−0(三者とも29−28)で勝利を得た。しかしウベルランジアの観客は判定にブーイングを浴びせた。試合開始後、パンチの連打で前に出て行ったアウヴェス。さらにギロチンチョークで試合を決めに行くが、ジョウバンは脱出。ここから反撃を開始したジョウバンは強烈なミドルを放つなど攻勢に出た。 2ラウンド、上になることに成功したアウヴェスだが、ジョウバンは下から積極的に動く。やがて試合がスタンドに戻るとジョウバンがペースを握っていった。3ラウンド、激しく打ち合った二人。やがて疲労困憊となったアウヴェスをジョウバンが攻め込んだが、フィニッシュに至る前に試合が終了した。 アウヴェスはこれで9戦全勝、ジョウバンは10勝3敗となった。 シウバ vs. エドワーズ英国MMAシーンで名をあげた二人のウェルター級戦士の対決は、ブラジルのクラウディオ・シウバがレオン・エドワーズに判定2−1(29−28、28−29、29−28)で勝利を得た。これでシウバは11勝1敗、エドワーズは8勝2敗となった。 1ラウンド、シウバはグラウンドに持ち込んでフィニッシュを狙うが、エドワーズはそれを凌いで立ち上がってスタンドでペースを握った。 2ラウンド、スタンドで不利なシウバはテイクダウンからフィニッシュを狙うが、その過程でスタミナを失っていった。 3ラウンド、シウバはテイクダウンからマウントを奪取。エドワーズはポジションを入れ替えて立つことに成功したが、相手をフィニッシュするには時間が足りなすぎた。 リマ vs. デ・オリヴェイラ急遽出場となったホルヘ・デ・オリヴェイラは果敢に闘ったが、TUF19 決勝進出者のディエゴ・リマには及ばず、リマが判定3−0(三者とも30−27)が完勝した。 1ラウンド、リーチで勝るリマが遠い間合いからの打撃でペースを握ったが、オリヴェイラも有効打を当てる。しかしリマはテイクダウンから肩固めを狙うなど試合を支配した。 2ラウンド、またもやテイクダウンを奪ったリマはマウントを奪って、やがてチョーク狙い。なんとか凌いだオリヴェイラはスタンドで振り回すが、またしてもテイクダウンを奪われてしまった。 お互いにペースが落ちた3ラウンドだが、展開自体は変わらず。リマが試合を支配したまま終了した。 これでリマは11勝2敗に、オリヴェイラは7勝2敗となった。 リマ vs. アンザロフ ブラジルの女子ストロー級戦士のジュリアナ・リマがニーナ・アンザロフとの接戦を判定3−0(三者とも29−28)で制し、二度目のトライにしてUFC初勝利をあげた。これでリマは7勝2敗、アンザロフは6勝4敗となった。接戦となった1ラウンド。グラウンドで上を取りコントロールしたのはリマだが、下からのサブミッションの仕掛けと打撃を積極的に出していったのはアンザロフの方だった。2ラウンドも同様の展開が続き、上を奪ったリマに対してアンザロフが腕十字を決めかけた。ケージ際の攻防で大部分が費やされた3ラウンド、前半手数を出したのはリマの方。後半アンザロフも反撃に出たが、リマを脅かすことはできなかった。