ニューヨーク - ウェルター級王者のタイロン・ウッドリーは、タイトルを守って、スターダムにのし上がるのは、非常に難しいということをよく理解している。 総合格闘家としてデビューしてほぼ10年が経つが、ウッドリーが君臨するウェルター級は、UFCの中でも最も激戦区とされる階級であり、キャリア最大の見せ場が、このマディソン・スクエア・ガーデンでのタイトルマッチとなる。 「まさに夢が叶ったという感じだ。昔はバーなんかで戦っていたもんだ。まさかマディソン・スクエア・ガーデンで戦うなんて。自分はこの場所をぶっ潰す勢いで戦うつもりだ」
ウッドリーは、UFC 201で当時ウェルター級のチャンピオンであったロビー・ローラーを2分で倒して王座を獲得した。この2分という時間のはウェルター級のタイトルマッチでは最短である。しかし、ウッドリーはまだその勝利に対して十分な賞賛を受けていないと感じている。 実際にUFC 205のコーメインイベントとして行われるウェルター級タイトルマッチの事前予想は、トンプソンが2対1でウッドリーをリードしているのだ。 「自分に火をつけたいんだろう。その予想が間違っていること一秒一秒証明してみせる。貯金の5試合も全て自分は敗者と予想されていたが、それを覆して全試合で勝ってきた」 10年掛けて築いたキャリア、そしてチャンピオンとしての地位をウッドリーは気に入っているようだが、UFC 205では、自分の強さに疑いを持つものを黙らせ、ウェルター級の真のチャンピオンであることを改めて証明してみせるつもりだ。 「今度は自分が防衛する番だ。誰にも負けるつもりはない。最後に負けた試合が、本当の最後の敗戦となる。ここにベルトを受け渡すつ守で来ているわけがない。圧倒的な支配、そして猛威を見ることになる」