UFC 183 メインカードの結果は以下の通り。
土曜、ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナで行われたUFC 183大会のセミファイナル、タイロン・ウッドリーvsケルヴィン・ガストラムの一戦の話題の中心は、前日の計量でガストラムが10ポンドオーバーしたことであった。そして残念なことに、この試合自体、それを超える話題を提供できずに終わってしまった。ウッドリーが、たいして印象に残らない展開の末に接戦を判定2-1(30-27, 29-29,29-28)で制したのだった。 あまり展開のなかった1ラウンド、観客は遠慮なくブーイングを浴びせた。 2ラウンド、やはりサークリングだけの攻防が続いたが、やがてウッドリーが右をヒットし、先頭開始。お互い手を出し始めるが、効果的な攻撃を繰り出せなかったガストラムに対し、ウッドリーの右が冴えていた。 3ラウンド、劣勢を理解しているガストラムがさらに前に。左目をカットされたものの有効打を当てる。しかしながらウッドリーに大きなダメージを与えるにはいたらず、結局ウッドリーの方がタイトル戦線に生き残ることとなった。 この勝利でウッドリーは15勝3敗に、ガストラムは11勝1敗となった。 アィアキンタ vs. ロウゾンロングアイランド出身のライト級戦士、アル・アィアキンタはこの日、ジョー・ロウゾンを2ラウンドで仕留た。アィアキンタはこれで11月のロス・ピアソン戦に続いて二度目の大物食いを果たすことになり、有望株からコンテンダーへと見事に昇格してみせた。1ラウンド、二度に渡ってテイクダウンを試みるが失敗したアィアキンタ。ロウゾンはカウンターで強打を当て観客の喝采を浴びる。アィアキンタもコンビネーションと強烈なローで反撃。終盤ロウゾンはギロチンを仕掛けつつグラウンドに入るが、アィアキンタはサイドを奪ってディフェンス。ロウゾンもすかさず立ち上がるが、そこでアィアキンタはさらにコンビネーションを当てた。 2ラウンドも一進一退の攻防が続く。やがてアィアキンタの強烈な右ストレートがヒット! ふらつくロウゾンに対し、アィアキンタは猛攻を仕掛けるがロウゾンは倒れない。アィアキンタがさらにパンチを打ち続けると、3分34秒でレフェリーが試合を止めた。この勝利でアィアキンタは11勝3敗1分に、ロウゾンは24勝11敗となった。 レイチ vs. ボーシュ8連勝を目指すミドル級戦士のターレス・レイチは、この日ティム・ボーシュの強打の前に大苦戦を強いられた。しかし、2ラウンドに復活して見事にボーシュを仕留め、3試合連続のフィニッシュを飾ったのだった。これでレイチは25勝4敗、ボーシュは18勝8敗となった。 一進一退の攻防が展開された1ラウンド。お互い有効な攻撃を入れたが、もっとも効果的だったのはボーシュの強打であった。 2ラウンドも強烈なパンチを入れ続けたボーシュ。ラウンド中盤にはあわやフィニッシュかというシーンまで作ったが、タフなレイチはここでテイクダウンに成功。やがてマウントから十八番の肩固めに入る。万事休すかと思われたがボーシュが体をひねってエスケープに成功! しかしレイチは再びマウンとを取って改めて肩固めに。ボーシュが落ちて、3分45秒試合は終了した。 アウヴェス vs. メイン長年ウェルター級コンテーンダーの座を守っているチアゴ・アウヴェスはこの日、ジョーダン・メインに大苦戦を強いられた。しかし2ラウンドに凄まじい破壊力のミドルを当てると、そのままラッシュして試合を終わらせてみせ、去年4月以来の勝利を得た。 1ラウンドに素晴らしい闘いをみせたのはメインの方。面白いようにパンチと肘を当てては、アウヴェスの反撃はもらわない。ラウンド終盤には近距離の肘を連打で当てて、あわやKOかという場面を作ってみせた。 急展開を見せた2ラウンド。アウヴェスの右の強烈なミドルが炸裂!苦悶の表情で崩れ落ちたメインにアウヴェスがラッシュをかけると、39秒で試合は止められた。 この勝利でアウヴェスは26勝9敗に、メインは29勝10敗となった。