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引退を決意したテイトの偉業

 

 

2007年11月、ワシントン州出身のミーシャ・テイトという選手が、一晩で2試合を戦い、ジャン・フィニーを判定で下したものの、ケイトリン・ヤングにはKOで敗れていた。普通であれば、ここで自分の格闘家としてのキャリアに疑いを持つはずだが、テイトは違った。
テイトは真のファイターであり、それから9年、そのことを疑うものはいなかった。
確かに、決して素晴らしいストライカーでも、卓越したレスラーでも、一瞬でサブミッションを狙える選手でもなかったが、パウンド・フォー・パウンドで見ると、誰もよりもタフで、長いキャリアを持っており、そのことは引退後も人々の記憶に残ることになるだろう。
「これまで何回もノックアウトされ、レスリングで足首をやられ、鼻を折られ、腕をひどく曲げられたこともあったけど、まだこうして戦っているの」と、テイトは語ったことがあるが、ここ数年でようやく注目されるようになった女子総合格闘技の長い歴史を知る人物にとっては、その長いキャリアの中のほんの一部を語っているに過ぎない。

しかし、苦境に立たされても、テイトは常に前を向いて、更にやらないのではなく更に辛いことを率先して積み重ね、勝利を目指してきた。その努力が実ったのが、UFC 196において当時女子バンタム級王者であったホーリー・ホルムを破って、タイトルを獲得した時であるが、そこに至るまでにテイトは、UFC、そしてStrikeforceにおいて女子の階級を引っ張り、マルース・クーネン、ジュリア・ケッジー、リズ・カモーシェ、サラ・マクマン、そしてジェシカ・アイといった選手たちを打ち破ってきたのである。Miesha Tate achieved her dream at UFC 196 and became the UFC women's bantamweight champion when she upset <a href='../fighter/holly-holm'>Holly Holm</a> 

2016年3月5日に行われたUFC 196で、それまで絶対王者であったロンダ・ラウジーを破って、タイトルを獲得したばかりのホルムとのタイトルマッチに挑んだテイトだが、実はこれまで2度タイトルマッチで破れていたため、恐らく最後のタイトル挑戦となるはずであった。
その対戦で、4ラウンドまではホルムのペースで試合は進んだが、最終5ラウンド目でテイクダウンを奪ったテイトは、5ラウンド3分30秒でサブミッション勝ちを収めたのである。

その後の2試合では、アマンダ・ヌメスに破れタイトルを奪われ、先週はラケル・ペニントンにも敗れたテイトだが、このホルムとの対戦に勝ってタイトルを獲得したことはゆるぎのない事実だ。

「骨に喰らいつく闘犬みたいにならなければいけなかった。ホルムが逃げ出さないようにね」と、タイトルを獲得した後に語っていたテイトは、真のファイターであった。