ファイトナイト・アルバカーキ大会 プレリミナリーカードの結果は以下の通り。
6月7日、アルバカーキ:土曜のティンリー・コロシアムにて、フライ級のベテランスコット・ヨンゲルセンが、闘志溢れるダニー・マルティネスとの激闘を判定3−0(30−27、29−28、29−28)で下し、連敗を3で止めて念願の勝利を上げた。これでヨンゲルセンは15勝9敗、マルティネスは17勝6敗となった。 1ラウンド、原点であるレスリングに活路を見出したヨンゲルセンは、試合をグラウンドに持ち込み圧倒、ピンチらしいピンチを迎えることがなかった。 2ラウンドはマルティネスが逆襲。強烈なパンチを何度も何度もヨンゲルセンに打ち込み、さらに強い左でダウンを奪った。さらに追撃を仕掛けるがヨンゲルセンは凌ぐことに成功。この攻撃で自らスタミナをロスしてしまった様子のマルティネスに対して、ヨンゲルセンは終盤に反撃開始。打撃を打ち返してテイクダウンを二度奪っての猛攻を見せた。 3ラウンド、再びレスリングで勝負に出たヨンゲルセンはテイクダウンを数回奪って試合を優勢に。マルティネスも終盤スタンドで強烈なパンチを当ててヨンゲルセンをぐらつかせたが、ここで四ゲルソンは決定的なテイクダウンを奪い、試合は判定にもつれ込んだのだった。 ペティス vs. メザ バンタム級の成長株、セルジオ・ペティスがヤオツィン・メザに判定3−0(三者とも29−28)で勝利し、1月のアレックス・キャサレス戦におけるプロ初敗北から復活を果たした。これでペティスは11勝1敗、メザは20勝9敗となった。1ラウンド、どちらも有効打を当てることはできなかったが。蹴りの連打などで手数を出していったのはペティスのほうだった。 同様の展開が続いて観客の不満を募らせた2ラウンド。終盤にペティスのハイキックが一発当たり、このラウンドの決勝点となった。3ラウンド、またしても同じような展開が続く。メザは終盤になってやっとテイクダウンを奪うが、ファンを退屈させたこの試合において勝利を得るために十分なものではなかった。 ベノイスト vs. ヴォエルカー ほぼ二年振りに試合に復帰したウェルター級戦士ランス・ベノイストが、ボビー・ヴォエルカーから判定3−0(30−27、29−28、29−28)で勝利を収めた。これでベノイストは7勝2敗、ヴォエルカーは24勝12敗となった。 1ラウンド、ベノイストはブランクを感じさせない良い動きを見せる。ヴォエルカーにスタンドでパンチをもらう場面もあったが、終盤にはテイクダウンを奪ってみせた。 しかし2ラウンド、ベノイストは試合をグラウンドに持ち込めずスタンド戦で苦戦。さらにテイクダウンを狙って逆に上を取られてしまい、ラウンド終了まで下で過ごすこととなった。両者ともに疲れて総力戦となった最終ラウンド。あまりキレのないスクランブルの攻防の末にベノイストがマウント奪取に成功。そのまま試合終了までポジションをキープして勝利を引き寄せた。
タック vs. リンズィー ライト級の有望株のジョン・タックが3ラウンド、珍しい勝ち方をした。タックはバックを奪った状態からカカトをジェイク・リンズィーの肋骨に落とし、タップを奪ったのだ。 1ラウンド、タックの右が強烈にヒットしてリンズィーがダウン。なんとか回復したリンズィーだが、タックはテイクダウン成功した。2ラウンド、またしてもテイクダウンを奪ったタックが優位に試合を進めた。3ラウンド、強烈な右を当てたタックはテイクダウン。その後バックを奪ったタックがチョークを狙いながらリンズィーのボディにカカトを落としてゆくと、リンズィーが2分47秒でタップした。 これでタックは8勝1敗に、リンズィーは9勝1敗となった。 カミンス vs. ナルヴァエス 2月にダニエル・コーミエに敗れた後の復帰戦にて、ライトヘビー級の有望株のパトリック・カミンスがそれまで無敗のニューカマー、ロジャー・ナルヴァエスを2ラウンドで仕留めた。「気分はいいよ。このUFC一勝が必要だったんだ」とカミンスは語った。1ラウンド、序盤こそスロースタートだったものの、徐々にエンジンをかけたカミンスは二度に渡ってテイクダウンを奪い、パウンドでナルヴァエスの右目の上をカットしてみせた。2ラウンド、今度は速攻を仕掛けたカミンスは、ペンシルヴェニア州立大学でのレスリングの経歴を活かしてテイクダウンを奪うと、パウンドの雨を降らせて2分28秒で勝利した。この勝利でカミンスは5勝1敗に、ナルヴァエスは6勝1敗となった。