新たにUFCと契約した女子ストロー級ファイターのカロリーナ・コバルケビッチには最強にならねばならない理由がある。29歳のコバルケビッチはパラシュートやスカイダイビングで空を舞う間、まるで自宅にいるような快適さを感じるという。彼女は身を持って"生"を実感するのが好きなのだ。しかしながら、コバルケビッチが総合格闘技(MMA)のキャリアを始めた頃はケガを避けるため、スカイダイビングなどのスポーツが禁じられていた。だからこそ、コバルケビッチは戦いの中にスリルを見いだそうとしているのだろう。 コバルケビッチが待望する一戦はもうまもなくだ。ポーランド・ウッチ出身のコバルケビッチは今週末19日(土)、日本時間20日(日)にオーランドで開催されるUFCファイトナイトでUFCデビュー戦を迎える。対戦相手は女子ストロー級ランキング7位のランダ・マルコスだ。数々のベストファイターたちと戦ってきた経験豊富なマルコスは圧倒的なレスリングのベースを有しており、おそらく、コバルケビッチを試しながら序盤から飛ばしてくるだろう。それでも、今回の試合を成長の一環として見るコバルケビッチは直面するチャレンジに興奮を隠さない。「ランダは本当に素晴らしいファイターだし、完ぺきなファイターだと思う。私にとっては彼女と対戦できるなんて本当にハッピーなこと。だって彼女は本当に素晴らしいもの」16歳の時に護身に興味を抱いたコバルケビッチは本格的で円熟した格闘家へと成長を遂げた。クラヴマガから始めたコバルケビッチは現在、ボクシング、キックボクシング、レスリング、ブラジリアン柔術などのトレーニングに励んでいる。戦いがどこへ行こうとも、落ち着いていられると明かしたコバルケビッチ。「これはMMAよ。打撃もレスリングもブラジリアン柔術も問題ない。私はすべてトレーニングを積んでいる。だから何もかも問題ないわ」コバルケビッチは同郷の草分け的存在である女子ストロー級ファイターのヨアナ・イェンジェイチックがポーランドのMMAからUFCにつながる道筋を築く姿を見てきた。そんな女王に対する敬意を示しながらも、いつの日か、タイトルをかけてイェンジェイチックと戦う日を楽しみにしていると言う。とはいえ、今のコバルケビッチはマルコス戦に集中しつつ、新たな舞台となったUFCを楽しんでいる。コバルケビッチにとってUFC参戦は長年の夢だったのだ。「UFCは私の大きな夢だった。UFCの一員になれて本当にうれしい。初戦を終えたらみんなが私のことをもっと知ってくれるといいな。私のファイトスタイルをお見せするわ」