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中村、日本大会で逆転一本勝利!

UFC日本大会の結果は以下の通り

ジンリァン vs. 中村

土曜、日本のさいたまスーパーアリーナにて、中村K太郎は2008年以来のUFC復帰戦を生涯忘れられないような勝利で飾った。中村はこの日のウェルター級戦にて、リー・ジンリァンを3ラウンド一本で仕留めたのだ。

1ラウンド、両者ともパンチを振って前に出るなか、中村が強烈な左をヒット!北京出身のジンリァンはダメージを回復させて下からの関節技を狙ってゆくが、中村はそれを開始してパウンド攻撃で削っていった。残り1分の時点でレフェリーによるブレイクが入った後、両者は再び打ち合ったが、ここでも正確さと威力で上回ったのは中村であった。

2ラウンド、ジンリァンの打撃が格段の冴えを見せはじめ、中村の顔面とボディに面白いようにヒットする。残り2分の時点で完全に削られてしまった中村に対し、ジンリァンはチャンスと見てラッシュ。左で中村をダウンさせるとさらに猛攻を加えた。顔面を血に染めた中村は何発も打撃を受けながらも立ち上ってラウンド終了まで戦い抜いたのだった。

3ラウンド、疲労困憊の両者は前に出てテイクダウンを仕掛け合う。中村のタックルをがぶってみせたジンリァンだったが、中村はスイッチを決めてバックに跳び付く! そのまま必殺の裸締めをジンリァンの喉元深くに食い込ませる中村。タップを拒んだジンリァンはそのまま前向きにマットに崩れ落ち、2分17秒で試合はストップされた。

この勝利で中村は31勝6敗2分1ノーコンテストに、ジンリァンは10勝4敗となった。
 
ハイン vs. 粕谷



このライト級戦にて、ドイツのニック・ハインが着実な攻撃を積み重ね、これがオクタゴンデビューとなった粕谷優介との接戦を判定3−0(30−27、29−28、29−28)で制した。これでハインは13勝2敗1ノーコンテストに、粕谷は9勝2敗2分となった。

1ラウンド、先制攻撃を仕掛けて良いスタートを切った粕谷だったが、ハインの近距離からの膝が急所にヒットしてしまい、その勢いは削がれてしまった。ほぼ5分の休憩の後に粕谷は復帰して試合が再開されたが、試合のペースは明らかにスローダウン。お互い多少の有効打を当てた。

続く2ラウンドは、ハインがペースを掴んで、神奈川出身の粕谷に左を何度もヒット。決してひるまず前に出て戦い続けた粕谷だったが、最後まで有効打を入れることはできなかった。

ジョンソン vs. 小谷



TUFネイションに出演したケイジャン・ジョンソンがベテランの小谷直之相手に判定3−0(30−27,29—28、29−28)で完勝、ライト級戦連勝を飾った。

1ラウンド、ジョンソンはヒット&アウウェイを有効に使いこなし、小谷を圧倒。一度テイクダウンを試みた小谷だったが、ジョンソンはそれを防ぐと強烈な右をヒットし小谷をぐらつかせた。

2ラウンド、ジョンソンの右が再びヒットして小谷がダウン! そのままラッシュを仕掛けるが、神奈川出身の小谷はこの猛攻を凌いで立ち上がることに成功した。小谷は前に出るが、カウンターの膝を浴びて再びダウン。それでも立ち上がってみせた闘志溢れるベテラン小谷。しかしまたもやジョンソンの打撃を浴びてダウンを浴びてしまった。

3ラウンド、後のない小谷は前に出てパンチをヒットし、ジョンソンからもろ差しを奪うとそのままテイクダウンに成功。さらにパウンド攻撃を当てて、逆転のアンクルを狙うがジョンソンは脱出した。

この勝利でジョンソンは21勝12敗1分に、小谷は33勝13敗7分となった。

安西 vs. ザパタ



この日のオープニングバウトとなったウェルター級戦にて、ロジャー・ザパタを相手にした日本の安西信昌は判定勝ちへの道を着実に歩んでいるかに見えた。しかし3ラウンドが終了する前に、ザパタが負傷で試合続行不可能となり、安西はTKO勝利を得たのだった。これで安西は9勝2敗に、ザパタは4勝3敗となった。

1ラウンド、あまり特筆すべきアクションは見られなかったが、90秒の時点で安西が奪ったテイクダウンがこのラウンドの勝敗を分けたと言えるだろう。が、ザパタも終盤に有効打を当ててみせた。

2ラウンド、ニューヨーク出身のザパタの打撃を警戒した東京出身の安西はテイクダウンを狙い続け、2度程成功してみせた。ザパタは下からギロチンを狙うが不発に終わった。試合がスタンドに戻ると、両者はファンス際の攻防を続けた。

この試合でもっとも印象的なアクションは、3ラウンドに訪れた。打ち合いの最中に、安西の額を打ってしまったザパタは左手を抑えて背中を向ける。これに戸惑ったレフェリーは試合を中断してザパタをドクターに診せることに。その後試合は47秒、負傷により止められたのだった。

「中指が折れてしまったから、落ち着くために背を向けたんだ」とザパタは語った。「叫び声をあげたわけでもない。シンショーのパンチが3発当たったところでレフェリーが割って入ってきてレフェリーを呼んだんだ。ドクターは試合続行可能だと言ったのに、そこでレフェリーが試合終了だと言った。相手がもの凄いパンチのラッシュを当てて僕が背を向けたわけじゃない。僕は逆襲するつもりだったし、一撃でKOするためのタイミングを掴みかけていたんだ。ファンにエキサイティングな試合を見せようとしてたんだ。」