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注目カードめじろ押しのUFC 205!

 

 

ニューヨーク初のUFCイベントととして日本時間11月13日(日)に開催されるUFC 205を語るにあたって、余計な形容詞は必要ないだろう。コンバットスポーツの歴史で最も濃いイベントになることは間違いない。

注目の対戦がめじろ押しのUFC 205のメインカードを紹介する。



UFCライト級タイトルマッチ

エディ・アルバレス vs. コナー・マクレガー

フェザー級王者であるマクレガーの2階級制覇の目標はネイト・ディアスとの2連戦を経てようやく実現に近づいたが、今回の相手は当時ライト級王者のラファエル・ドス・アンジョスを1ラウンドKOで倒したアルバレスだ。

この戦いこそが多くのファンが持つ疑問に答えてくれることになり、最も白熱した戦いになることは間違いない。すでに6週間前から2人のテンションは異常に高くなっているが、ここ数週間でさらにメディアやソーシャルメディアを通して互いの挑発が激化してくることだろう。

マクレガーは当初の目的である2階級制覇を成し遂げて歴史を作ろうとしているが、アルバレスは初の防衛戦で勝つことはもちろん、マクレガーに2階級制覇をプレゼントしてくれるサンタクロースなど存在しないことを証明したいところだ。果たして、アルバレスが”地下の帝王”としてライト級のタイトルを守るか、それとも”ノートリアス”が2つ目のベルトを手にするのか注目である。



UFCウェルター級タイトルマッチ

タイソン・ウッドリー vs. スティーブン・トンプソン

当時のウェルター級チャンピオンのロビー・ローラーを1ラウンドKOで倒し、ウッドリーはチャンピオンとして、現在7連勝中でこの階級で注目のトンプソンとの防衛戦に挑む。

現在は最も賞賛されなかったUFCチャンピオンとして話題にされることも多いウッドリーだが、UFC 201での結果が全てあり、元Strikeforceのチャンピオンはウェルター級でそのタイトルを防衛しようとしている。

”ワンダーボーイ”ことトンプソンは今年始めにジョニー・ヘンドリックス、そしてローリー・マクドナルド戦で見せたように、圧倒的な戦いで自分の連勝を続けるだけであり、2016年は自分の腰にベルトを巻いて締めくくりたいことだろう。



UFC女子ストロー級タイトルマッチ

ヨアンナ・イェンドジェイチェク vs. カロリーナ・コバルケビッチ

ここまで無傷のポーランド人同士の女子ストロー級の対決はもしかするとUFC 205最大の注目を集めるかもしれない。女王イェンドジェイチェクはオクタゴンで急速にその存在感を増しており、同時にコバルケビッチもUFCに参戦するや3連勝と一気にタイトルマッチまで駆け上がっている。

前回の大会では最大のライバルであるクラウディ・ガーデジャに対して、圧倒的な戦いでその女王たる所以を見せつけることができたが、この3試合での勝利によって、改めてイェンドジェイチェクが女王であることを知らしめ、そしてそのことが今後もしばらく続くことを予感させている。

しかし、コバルケビッチは冷静に対応している。記者会見ではイェンドジェイチェクから目をそらさず、ここまで急速にタイトルマッチまでこぎつけたにもかかわらず、メディアにも落ち着いた対応を見せており、その様は風格さえ備えている。



クリス・ワイドマン vs. ヨエル・ロメロ


ここまでのMMAでの功績を考えると、ニューヨーク初開催となるUFC 205にワイドマンの名前があるのは当然である。ロングアイランド出身であるワイドマンとしてはメインイベントやセミメインイベントといったカードに自分の名前がないのは残念であるが、ロメロを倒して再びタイトルマッチへの挑戦権を得たいところだ。

ワイドマンは昨年12月に行われたUFC 199で敗れたルーク・ロックホールド戦以来の試合となるが、首の手術を終えて復調した現在は、この対戦で圧倒的な勝利を収め、現王者であるマイケル・ビスピンに少しでも早く挑戦をしたいはずだ。

シドニーオリンピックのレスリング男子フリースタイルで銀メダルを獲得しているロメロはここまでUFCで7勝0敗と素晴らしい成績を誇るものの、UFC 194のホナウド・ソウザ戦後の薬物検査で陽性反応が出たために、9カ月の出場停止処分を受けていた。39歳になるロメロとしても、地元出身のワイドマンを満員の聴衆の前で下し、2017年にはタイトルマッチをと考えているはずである。



ドナルド・セラー二 vs. ケルヴィン・ガステラム


この対戦もまた、UFC 205においてウェルター級では重要な一戦になることは間違いない。

ウェルター級に転向してから3試合しか経験がないセラーニだが、この短期間でアレックス・オリベイラ、パトリック・コーテ、そしてリッキー・ストーリーらに白星を挙げており、この階級でも存在感を増している。どの試合でも、素晴らしいタイミングでの打撃、そしてテイクダウン、さらに低い評価を受けていたグラウンド戦も交えており、戦術的にも他を圧倒してきている。

TUFからのデビューから3年が経っているが、ガステラムはウェルター級の頂点を目指していることには変わりがない。24歳になるガステラムは、UFC 200で元王者であるジョニー・ヘンドリックスを下しており、この対戦でサラーニを下すことができれば大きなステップアップになることは間違いない。



ミーシャ・テイト vs. ラケル・ペニントン


UFC 196で当時の女王ホリー・ホルムをサブミッションで下してタイトルを奪還したテイトだが、その時間は短く、UFC 200であえなくアマンダ・ヌメスにそのタイトルを受け渡すことになってしまった。ペニントンはここまで3連勝、しかも5試合で4勝1敗と着実に実力をつけており、その1敗もホルムを相手にスプリット判定による敗戦となっている。

他のUFC 205のメインカードがあまりに豪華であるためにそれほどスポットライトを浴びてはいないが、この対戦は間違いなく必見のカードであるはずだ。