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注目株:UFCファイトナイト・ブラジリア編

 

テキサス州ヒダルゴで初めて行われたUFCイベントが終了し、次はブラジル・ブラジリアにあるジナシオ・ニルソン・ネルソン(会場)で2度目の大会が催される。今大会のメインイベントを飾るのはクリスチャン・サイボーグとスェーデン出身の新人、リナ・ランズバーグのキャッチウェイト(契約体重140パウンド/63.50kg)対決だ。

メインイベントで激突するブラジルのムエタイ破壊機と、“エルボー・クイーン”に注目が集まる一方で、まだファンからの知名度は低いものの、今後の成長が十分に期待できる実力者が多く揃っているのが今大会だ。

そんな注目すべきファイターたちを紹介する。



ビセンテ・ルーケ

昨年、行われたジ・アルティメット・ファイター(TUF)アメリカン・トップ・チーム対ブラックジリアンズ・フィナーレで、以前にもこのコーナーで特集したこともあるマイケル・グレイブスと対決して敗れている24歳のルーケ。しかし、その後は2連続サブミッション勝利を飾るなどし、ウェルター級の有望株としての地位を再び築いて見せた。 地元ブラジリアで2年ぶりの試合に臨むルーケは、アメリカン・トップ・チーム所属のヘクター・ウルビナを相手に良い戦いを見せてくれることだろう。 すでに15試合に出場した経験を持つルーケだが、まだ若いうちからキャリアを始めたこともあり、今もさまざまな技術を身につけながら、ファイターとしての武器を磨いている最中なのだ。直近2試合では実力を発揮して素晴らしい結果を残し、今回の試合で再びサブミッション勝利を収めることができれば、さらに多くのファンに自身の存在感を知らしめることができる。

スティーブ・レイ

“ブレイブハート”ことレイは、UFC参戦後あっという間に3連勝を飾り、自身の連勝記録を5に伸ばし、今週末はアラン・パトリックと対決する。 UFCデビューする以前からイギリスで活躍していたレイは、2015年4月にマルシン・バンデルを下した試合でデビュー。頻繁に大西洋を渡り、カナダ・モントリオールにあるトライスター・ジムに通いながらトレーニング重ねている数少ないファイターの1人だ。 今年の夏に行われたUFCファイトナイト・オタワに出場できなかったこともあり、今は戦いたくてウズウズしているに違いない。 ここまでオクタゴン内で3試合を戦ってきたレイは、バランスのとれた技術力、フィニッシュを察する力、そして勝利をもぎ取る能力を兼ね備えており、今回のパトリック戦で勝利を収めることができれば、強者揃いのライト級で株を上げると同時に、対戦相手のレベルも上がっていくことだろう。

グライコ・フランカ

TUFブラジル・シーズン3のライト級覇者であるフランカは、UFC2試合目で、当時無敗記録を誇っていたジェームス・ビックと対決。試合には“ザ・テクセキューショナー”ことビックが勝利したものの、フランカはこの試合から多くの経験を得ることとなった。

25歳のフランカと拳を合わせるのは、ニューヨーク州ロングアイランド出身の新人無敗ファイター、グレゴール・ガレスピーだ。ライト級としては体も大きく、パンチ力も、寝技も持っている"ネゴ"ことフランカは、能力的にもライト級で上を目指すことのできるファイターだ。

今は、できだけ多くの経験を積むことに集中するべきだろう。そのためには強敵たちと多く試合数をこなしていくしかない。ガレスピーは新人かもしれないが実力は本物だ。フランカは、勝てば来年に向けて勢いに乗ることができるはずだ。