オクタゴンは日本時間18日(日)、先週末にUFC 203が行われたオハイオ州クリーブランドから、テキサス州ヒダルゴまで移動してUFCファイトナイトを開催する。 ステート・ファーム・アリーナで行われる今大会は、メインイベントとセミメインイベントが多くの注目を集める一方で、序盤に登場する3人の若手からも目が離せない。 UFCファイトナイト・ヒダルゴの注目株3人を紹介する。 アルベルト・モラレス 今回UFCデビューを飾る25歳の新人モラレスの相手となるのは、ジ・アルティメット・ファイター(TUF)ラテンアメリカ・シーズン1のバンタム級覇者であるアレハンドロ・ペレスだ。 ここまで6勝0敗の無敗記録を誇っており、6月に行われたRFA 38ではマリオ・イズリエルから20秒ノックアウト勝利を収めてキャリア最短時間での白星を挙げたモラレス。6勝のうち5勝をフィニッシュで決めているモラレスは、サブミッション勝利も3度あり、判定まで持ち込むことなく効率良く戦うことに慣れている。 4月に行われたUFCファイトナイト・ザグレブではイアン・エントウィッスルを第1ラウンドで沈め、最高のパフォーマンスを見せたペレスはUFCに参戦してからの戦績も4戦3勝だ。勢いに乗るペレスはモラレスに体格で優っており、2人の打撃戦は見応えがあるだろう。 エリック・モンターニョ TUFラテンアメリカ・シーズン2出場者のモンターニョと、『Lookin' for a Fight (ルッキングフォー・ア・ファイト/デイナ・ホワイトが行く、戦士を探せ)』で発掘されたランディ・ブラウンがウェルター級マッチで激突する。 昨年10月に行われたUFCファイトナイト・モンテレイでモンターニョはエンリケ・マリンにスプリットデシジョン勝利し、TUFタイトルの座を手に入れてUFC参戦を果たした。UFCファイターのマルコ・ポーロ・レイエスに勝利するなどし、現在3連勝中だ。メキシコ出身、30歳のモンターニョは、強力なストライキング技術を持つファイターでありながら、ここまではノックアウトよりサブミッションによる勝利の方が多く、26歳のブラウンよりも経験豊富だ。 毎年メキシコで大会が行われるなど、TUFラテンアメリカで活躍したファイターには多くのチャンスが与えられ続けている。今回の舞台はテキサスだが、UFC2戦目となるモンターニョには今年11月のTUFラテンアメリカ・フィナーレに出場するような気持ちで試合に臨み、実力を存分に発揮してほしいところだ。 ジョーイ・ゴメス プロ成績6勝0敗の結果を残した後に、UFCファイトナイト・ボストンでロブ・フォントとのUFCデビュー戦に挑んだゴメス。試合はチーム・シオトン所属のフォントが第2ラウンドでフィニッシュを決め、ゴメスの連勝記録を止めている。 カルフォルニアに拠点を置くチーム・クエストとトレーニングを重ねるために、東から西に移動したゴメスは、“テコ”ことホセ・キノネスと対決するためにオクタゴンに帰ってくる。2人の試合はファイト・オブ・ザ・ナイトが期待できる。 現在30歳のゴメスはストライキングを得意とし、打ち合いを恐れないファイターだ。対するキノネスもゴメスの打撃力に対応できる実力を持っており、2人の試合は会場に集まるファンを沸かせることだろう。この試合はゴメスにとって、猛者が揃うバンタム級で活躍できることを証明する絶好のチャンスになるはずだ。