【注目株】UFCファイトナイト・オクラホマシティ:マービン・ヴェットーリ

UFCファイトナイト
UFC 207:アントニオ・カルロスJr. vs. マービン・ヴェットーリ【ネバダ州ラスベガス/2016年12月31日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 207:アントニオ・カルロスJr. vs. マービン・ヴェットーリ【ネバダ州ラスベガス/2016年12月31日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間26日(月)にUFCファイトナイト・オクラホマシティで3度目のオクタゴン登場を果たすイタリア出身のミドル級ファイター、マービン・ヴェットーリは、ブラジルのベテラン選手であるヴィトー・ミランダと対戦することになっている。

昨年夏にUFC202でデビューしたヴェットーリはアルベルト・ウダを相手に第1ラウンドでサブミッション勝利を決めた。イタリア・トレント出身で現在Kings MMAでトレーニングを積むヴェットーリは初戦の4カ月後に再びケージに姿を現したものの、その際はアントニオ・カルロスJr.にユナニマス判定で敗北している。とは言え、ヴェットーリの戦いぶりにはポジティブな面が多々見られ、12回試みられたテイクダウンのうち8回はヴェットーリによるものだったほか、第2ラウンドではブラジリアン柔術のエースであるカルロスJr.をグラウンドにうまく抑え込んで見せる場面まであった。

弱冠23歳のヴェットーリはオクタゴンに上がるまでに確かなキャリアを積んでおり、UFCに参戦してからもそのやり方を継続。前戦で黒星をつけられながらも有望な足跡を見せている。

優れたグラップリングを武器とし、Kings MMA主宰のハファエル・コルデイロによってそのスキルが磨かれる中、ヴェットーリがライト級のチームメイトであるベニール・ダリウシュと同じ道を歩んだとしても――すなわち、試合をこなすたびに急成長し、質の高い勝利を収めながら瞬く間にミドル級の主要選手として自らを確立させたとしても――不思議ではない。
Facebook X LINE

オクタゴンガール
オフィシャルショップ
FANTASY