序盤はリーがハイキックと右のカウンターを組み合わせながら積極的に攻撃を仕掛けていき、第1ラウンド終盤にはマウントポジションを取ったリーがパウンドの連打でファーガソンを追い込んだが、ラウンド終了を告げるホーンが鳴り、ファーガソンは何とか危機を脱する。
第2ラウンドではいつもの落ち着きを取り戻した様子のファーガソンが盛り返し、次のラウンドに入ると2度に渡ってテイクダウンを奪われながらも、下からリーの右腕を取ってアームバーを仕掛け、リーに返された後には足技で三角絞めを決めてリーからタップを引き出した。ファーガソンはこれで10連勝となり、ライト級暫定王者に輝いた。
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ライト級暫定王座決定戦 5分5ラウンド
○トニー・ファーガソン vs. ケビン・リー
3ラウンド(4分02秒)サブミッション(三角絞め)
トニー・ファーガソン
「あいつを疲れさせ、イライラさせておいて攻撃をすべて出しつくさせてからサブミッションでやってやろうというのがプランだったから、その通りにやってやった。あいつと競うつもりはなかったし、テイクダウンを取るためにタックルするつもりもなかった。トレーニングでやってきた通りに、それに従って戦ったんだ。自分のジャブにこだわって、2倍くらいは取れていないといけない。取り組んでいくべきことがいくつかある。サブミッションをかなり重視してきたし、俺のサブミッションゲームに口出しは無用だ。殴り合いになることは分かっていた。ワクワクさせる試合になることもね。ファンの皆がその通りに楽しんでくれていたらうれしい。コナー(マクレガー)を追いかけるから、待っていろよ」
ケビン・リー
「試合に臨んでベストを尽くした。(階級を)上げる時かもしれない。今日はトニーの方が良かった。たとえどんな試練だろうと、あいつからそれを奪うつもりはない。俺には何もないけど、この男を尊敬している。試合を手に入れるために必要なことを言わなきゃいけなかっただけだ」