挑戦者としてオクタゴンに入ったボーグはジョンソンに攻め込まれながらも、あらゆる技を駆使して防御から攻撃へと転じようとするが、もはや百戦錬磨の絶対王者となりつつあるジョンソンが反撃を許さず、最後の第5ラウンドでボーグをケージ際に追い込んだ後、立ち上がろうとするボーグの身体を背後から持ち上げたジョンソンがテイクダウンを取りながら同時にアームバーを仕掛ける特異な技でタップを引き出し、一本勝ちを収めた。
これでジョンソンは11回目の防衛となり、UFC連続防衛の新記録を打ち立てている。
UH OH @TazMexUFC gets Johnson's back, but @MightyMouseUFC shakes him off and ends up on top!!#UFC216 pic.twitter.com/tpPkfqHJZ8
— UFC (@ufc) 2017年10月8日
They scramble, and @MightyMouseUFC gets back to his fight and starts HAMMERING shots on Borg!#UFC216 pic.twitter.com/Sx6PxUQim0
— UFC (@ufc) 2017年10月8日
BIG SLAM!@TazMexUFC comes out aggressive and slams Johnson to the mat! #UFC216 pic.twitter.com/ipSpSRA0IG
— UFC (@ufc) 2017年10月8日
IT'S OVER!!!!! RECORD BREAKER!!!!@MightyMouseUFC #UFC216 pic.twitter.com/UcBNaGzWlf
— UFC (@ufc) 2017年10月8日
フライ級タイトルマッチ 5分5ラウンド
○デメトリアス・ジョンソン vs. レイ・ボーグ
5ラウンド(3分15秒)サブミッション(アームバー)
デメトリアス・ジョンソン
「いい気分だ。エドモントンに行って順調に減量していたら、UFCからレイ(ボーグ)が病気だって連絡がきた。自宅に戻ってリセットし、もう一度、映像を見て、また4週間のハードなトレーニングキャンプに取り組んできたから、ここでは最高のショーを見せたかった。スープレックスからのアームバーかな。ジムではずっとやってきたことだ。ああいう関節技は習得してあるし、誰もやったことのない技だと思う。マット(ヒューム)がずっと、打てって言ってくれるから、それをやった。エネルギーは満タンだ。“ほらね”ってところかな。達成できてとにかく満足している」
「レイには俺のスクランブリング能力がクソだと言われたけど、結局のところ、ティム・エリオットと戦った時はあいつが下手くそだったわけで、ぶざまな試合だったことを忘れるべきじゃない。あいつは170cmかそこらの長身で、この階級には高すぎるんだよ。試合は2分ともたなかった。自分のスクランブリング能力を示したかったんだ。ベストを尽くして相手のスクランブリング能力をダメにしてやりたかった。今日はそれがやりたかったことだ」