キャメロン・エルス
ニックネーム：カムチダ
出身地：イギリス・マーゲイト
階級：バンタム級

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ファイターとしてのトレーニングを始めたのはいつ？　きっかけは？
2010年にイギリス軍のパラシュート連隊を辞めてからだ。それまで戦いについては何のバックグラウンドもなかった。オレはコントロールを失い、道に迷い始めていたんだ。ある時、親友につかまれて、このまま行ったらいつか刑務所に入ることになるぞって言われてさ。それで、MMAをやってみたらどうかって提案された。顔を出したセッションでブラジリアン柔術のコーチ、ネトに会った。そのクラスでオレは自分より年下の子どもにボロ負けして、その時にまだまだ終わっちゃいねえ、父親なら自分を守る方法ぐらい知らなきゃいけないって気付いたんだよ。その週末に家に帰って、所属していたフットボールチームにこれが最後の試合だって告げた。オレはいつかUFCファイターになるって言ったんだ。なのに、その最後の試合で膝を脱臼しちまってさ！！！　それから9カ月間は傍観するだけで終わった。でもすっかりMMAには夢中になっていて、学ぶために友人と全セッションを見にいった。1年近くたってようやくマットの上に立てるようになった。1日目からこれにコミットし、トップに立つまではやめないと自分に誓った。

どんなランクやタイトルを持っていますか？
ブラジリアン柔術は茶帯で、MMAのタイトルは持っていない。何度か地元のタイトル戦をオファーされたことはあるんだけど、そのレベルのタイトルなんて自分のエゴを満たすだけだと思ったからやりたくなかったんだ。最初のタイトル戦は世界選手権のものにしたいとずっと思っていた。だから、オレの初めてのタイトル戦はUFCタイトルを賭けたものになるだろうな。オレの頭にあるのはそれだけだ。

ヒーローはいますか？
特にいない。アンデウソン・シウバの戦いを見るのは大好きだったし、MMAファイターとして彼とB.J.ペンは憧れだな。

あなたにとってUFCとは？
すべてさ。夢を成し遂げるために10年かかった。ここまで来ることは本当に重要だった。これまでずっと一緒にいてくれた息子に、ささげた犠牲やすべてのハードワークと献身が報われるんだってことを見せられた。この苦しい旅の間もフォローしてくれたオレのファンは、このニュースに力づけられるだろうし、彼らにとっても真剣に努力すれば夢をかなえられるんだっていう刺激剤になるはずだ。ルールその1…常に自分を信じることだ。

ファイターになる前の仕事は？
イギリス軍のエリート・パラシュート連隊にいた。

アマチュア時代の成果は？
アマチュアでは無敗だったけど、期間は短かった。

得意なグラップリングテクニックは？
キャマコンダ。

得意な打撃テクニックは？
左フック。

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●プロデビューは2012年
●ノックアウト勝ち6回、サブミッション勝ち4回（ギロチン、RNC2回、アナコンダチョーク）
●第1ラウンドフィニッシュは10回
●過去7戦で6勝
●パディ・ピンブレット、ディラン・トゥークに勝利