ジョニー・パーソンズ
ニックネーム：ザ・スラッガーノート
出身地：アメリカ・ビロクシ
階級：ウェルター級

---

どんなトレーニングをしていますか？
バッグワークかパッドワークで1日を始める。チーム練習に飛び込んで朝のセッションは終わり。後でまたトレーニングがある。日によってストレングス＆コンディショニングのコンビネーションかムエタイや柔術だ。朝と夜にムエタイのクラスの指導をしていて、できるだけ生徒たちと1オン1のセッションを入れようとしている。つまり、1日中マーシャルアーツずくめの忙しい1日ってことさ。

ファイターとしてのトレーニングを始めたのはいつ？　きっかけは？
16歳で始めた。すっとマーシャルアーツの映画やドラゴンボールZみたいなアニメのファンだったからさ。それからパワーレンジャーを見て、小さい頃から想像上の悪者とよく戦っていた。ティーンエイジャーになってちょっと太り気味だったオレはいくつかのストリートファイトや裏庭でのボクシングを通じて、オレが切望する敬意を得るための鍵はこの戦闘能力だって気付いたんだ。だから全力でやった。2年間ハードにトレーニングして、18歳で初めてアマチュアムエタイの試合に出た。TKOで勝って、以来努力を続けている。

どんなランクやタイトルを持っていますか？
コロラドとハワイで地域のタイトルを取った。USMTA のアマチュア3州選手権で優勝した。

ヒーローはいますか？
マクタン島の戦いでマゼランを倒したフィリピンの英雄、領主ラプラプ。

あなたにとってUFCとは？
オレは戦いのためにあまりにも多くのものをささげてきた。UFCとの契約は家族とオレにとって全てを意味する。オレたちは毎日UFCパフォーマンス・インスティテュート（PI）とUFC APEXの横を通っている。オレの一番下の息子ケネディはいつもそこを指さして、行きたいと頼むんだよ。オレは彼と上の息子たち、エバンダーとレキサンダーのための手本になろうとしている。ガールフレンドのリンダは最初からずっとオレを支えてくれた。彼女はオレの一番のファンで、最大のサポーターだ。この契約はとても大きな意味を持つよ。

ファイターになる前の仕事は？
18歳からフィットネスムエタイとキッズ向けクラスで指導を始めて、やがてコーチ業に力を入れるようになった。でも傍らで違う仕事もいろいろやったよ。長く続けたレストランがいくつかあるし、副業もたくさんやっていた。撮影クルーの運転手、家のリフォームの手伝い。ガラス交換の仕事はしばらくやった。警報器やカメラシステムの設置も何年か。どれも格闘技のコミュニティーの中で紹介されたものだ。

アマチュア時代の成果は？
アマチュアムエタイで6勝1敗、アマチュアMMAで4勝1敗、全部TKOで勝った。

プロでの成果は？
ハワイ・マウイ島のウォー・オン・ザ・バレー・アイルのミドル級選手権で勝った。コロラド州のゴールデン・ファイツ・ケージ・ウォーズのミドル級選手権でUFC経験者のショーニー・カーターを倒して優勝した。

格闘技のランクは？
柔術紫帯。

得意なグラップリングテクニックは？
一番好きなのはアームバーだな。さまざまなトップポジションからセットアップするいくつかの方法を持っている。

得意な打撃テクニックは？
ムエタイにはオレの好きなテクニックがすごくたくさんあるけど、中でもスイープとトリップが大好きだ。

---

●プロデビューは2013年
●ノックアウトで7勝
●第1ラウンドフィニッシュは3回
●6連勝中
●2015年にUFC経験者のショーニー・カーターに34秒でKO勝ちしている
●ニックネームの由来：「オレの前に立った対戦相手たちは自分自身に“slug or not?（スラッグ・オア・ノット／殴るのか殴らないのか？）と問いかけることになる。だからオレはスラッガーノートと呼ばれるのさ！」