2017年にウェルター級のダレン・ティルという大型スターを輩出したリバプールに、マンチェスターもならおうとしている。今週末に開催されるUFCファイトナイト・ウィニペグで、マンチェスター出身のピエトロ・メンガが元ジ・アルティメット・ファイター(TUF)勝者にしてタイトル挑戦者だったティム・エリオットと対峙することになった。
プロとして戦った13戦で一度も黒星を喫したことのないメンガは、ほぼ2年近い空白期間をおいて2016年夏に試合に臨むと、開始41秒でスペンサー・ヒューイットをマットに沈めた。この一戦で今でもヨーロッパにおける最有望選手であることを示したメンガが、急きょ立てられたジャスティン・スコギンズの代役として、無骨でタフな選手であるエリオットとオクタゴンで相まみえるチャンスを手にしている。
フライ級で頭一つ抜けたパワーを誇示し、13戦中11戦でフィニッシュを決めているメンガは、UFCですぐに力を発揮できると確信しており、日本時間17日(日)に行われる試合はその考えが正しいことを証明する機会だ。フライ級王者のデメトリアス・ジョンソンを苦しめたエリオットはタフで危険な相手だが、頂点を目指すメンガも連勝記録を14に伸ばすことを狙っている。
【注目株】UFCファイトナイト・ウィニペグ:ピエトロ・メンガ
UFCファイトナイト![UFCファイトナイト・ウィニペグ:ピエトロ・メンガ【カナダ・ウィニペグ/2017年12月14日 (Photo by Mike Roach/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】](https://ufcjapan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2017/12/15000449/UFC171214_1-892049590-754x485.jpg)