ドーバーとカマチョの一戦はフルラウンドの末にドーバーに軍配

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・シャーロット:ドリュー・ドーバー vs. フランク・カマチョ【アメリカ・ノースカロライナ州シャーロット/2018年1月27日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・シャーロット:ドリュー・ドーバー vs. フランク・カマチョ【アメリカ・ノースカロライナ州シャーロット/2018年1月27日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間1月28日(日)、ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターでUFCファイトナイト・シャーロットが開催され、メインカードの初戦でライト級のドリュー・ドーバーとフランク・カマチョが対戦した。

開始から1分、組み付きからドーバーをテイクダウンしたカマチョは柔術を生かせる状況に持ち込みたかったが、動きが続かなくなってスタンディングに戻る。ドーバーがタックルを仕掛けたところ、カマチョが受け止めてアッパーカットからの連続打撃で前に出るもクリーンヒットならず。カマチョが再びテイクダウンに持ち込むも、フィニッシュにつながる技は繰り出せなかった。

ややカマチョに疲れが見えた第2ラウンド、ドーバーが力強いパンチを打ち込んでカマチョにプレッシャーをかける。前に出る姿勢を変えないカマチョは相手の打撃を食らいながらも、自らもパンチと蹴りを当てていき、何度かダウンを思わせる場面があったが、第2ラウンドを乗り切っている。

左目付近から流血するドーバーも息が上がってきた最後のラウンドは両者とも残る力を振り絞りながら打ち合い、一時はカマチョがマウントポジションを取る場面もあったが、スタンディングに戻して打撃戦に。残り1分を切ってからも要所でパワーを乗せたパンチを繰り出す両者は最後の10秒で乱打戦を展開して試合終了を迎えた。

判定の結果、ドーバーがユナニマスで勝利を手に入れている。

ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ドリュー・ドーバー vs. フランク・カマチョ●
判定3-0(30-27、29-28、29-28)

ドリュー・ドーバー


「最高の試合のひとつになった。どっちも勝ったラウンドを気にしていたように、ファンの心に残る勝ち方がしたかった。試合が終わってすぐ、マウスピースを外してちょっと言葉をかわしたんだ。満員のアリーナがこんなに興奮して騒いでいるんだから、そう急ぐこともないだろ。フランクは本当にタフな人だし、心から尊敬している。俺たちは格闘家だ。同じようにアプローチする。怒り、憎しみ、恨み、そういうもので試合に勝つことはない。彼と俺は兄弟だ。ただ、最高の時間を過ごしたいだけ。次ライト級に戻したから、この先の旅路が楽しみでしょうがない。すぐにまたオクタゴンに戻れることを願うよ!」

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