2016年12月に行われたUFC 207を最後にオクタゴンから遠ざかっているラウジーだが、WWEのリングに上がると会場に設置されたレッスルマニアの看板を指差して見せた。
『ESPN』に総合格闘家からプロレスラーへの転身について語ったラウジーは「これが今の私の人生。まずは次の数年のタイムラインを描くことが優先ね。冷やかしに来たわけでもないし、宣伝行為のために来たのでもない」と明かしている。
「初めてトリプルHに会った時、“自分の時間を使ってもっとお金を生むようなことは他にたくさんあるけれど、あまり楽しくはないでしょうね”と伝えた」
Everyone's eyes are on #WrestleMania 34…
— WWE (@WWE) 2018年1月29日
…including @RondaRousey's!!! #RoyalRumble pic.twitter.com/ynkps4gqx5
ラウジーがWWEデビューに向けて準備を進めているのではないかとのうわさはしばらくささやかれていた。ラウジーがMMAに与えたインパクトは疑いようがない。6度のタイトル防衛はUFCの女子部門では史上最多を誇る。何より、UFC会長のデイナ・ホワイトがUFCに女子部門を設けたただひとつの理由がラウジーの存在だった。
ラウジーがUFC復帰のドアを閉じたわけではない。それでも、今はプロレスに100%の力を注いでいるという。
「おもしろいわよね。演技しているみたい。そういうのをずっとやりたいと思っていたけど、自分のカードにあるなんて一度も思わなかった。今、ようやくチャンスがあるんだと実感できるようになったし、そのチャンスをつかまなければ6歳の頃の私にどつかれちゃうわ」