日本時間2月4日(日)、ブラジル・ベレンのマンゲイリーニョ・アリーナにてUFCファイトナイト・ベレンが開催され、ミシェル・プラゼレスとデスモンド・グリーンのライト級マッチが行われた。
地元ブラジル出身のプラゼレスは強力なボディキックで牽制し、高身長のグリーンの顔面に鋭いパンチを当てていく。ラウンド中盤を過ぎたタイミングでシングルレッグからテイクダウンを取ったプラゼレスはグリーンにパウンドを見舞うが、レフェリーがブレイクを命じてスタンディングで再開。グリーンの後頭部に打撃したため、いったん止めに入ったようだ。
第2ラウンドに入ってもプラゼレスのパワーは勢いを残しており、有効打を重ねていくが、グリーンもテイクダウンから反撃のチャンスを狙う。プラゼレスはケージに押し込まれながらもパワーで押し返してテイクダウンし、その後、もう一度、マウントポジションを取ってギロチンを仕掛けた。残り30秒、プラゼレスのチョークがはまりかけるも、決めきれずにラウンド終了を告げるホーンが鳴る。
ペースをつかんだプラゼレスは最終ラウンドも的確に打撃を当てていき、残り90秒を切ると同時にテイクダウンを成功させた後、うつぶせになったグリーンに鉄槌を食らわせていったものの、フィニッシュできずに勝負の行方はジャッジに委ねられた。
結果はプラゼレスのユナニマス判定勝ちだ。
ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ミシェル・プラゼレス vs. デスモンド・グリーン●
判定3-0(30-27、29-28、29-28)
フィニッシュならずもグリーンに攻め勝ったプラゼレス
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