日本時間2月11日(日)、オーストラリア・パースにあるパース・アリーナにてUFC 221が開催され、フライ級ランキング4位のジュシー・フォルミーガと同8位につけるベン・グエンが対戦した。
序盤はグエンがプレッシャーをかけていくも、ラウンド中盤を過ぎるとフォルミーガがペースをつかみ、組み付きからテイクダウンを奪取。マウントポジションを取ったフォルミーガは押さえ込んだままボディショットを打ち込んでいった。
次のラウンドではグエンが打撃で反撃し、フォルミーガは思うようにテイクダウンを狙えなかったが、再びラウンド中盤になってテイクダウンを成功させる。しかし、グエンに返されてスタンディングに戻り、打ち合って有効打を重ねた。残り10秒の合図を聞いた直後、フォルミーガの右指がグエンの目に入って試合は一時休止したが、無事に再開されている。
激しい打撃の応酬となった第3ラウンドはグエンのヘッドキックを受けた流れからフォルミーガの裏拳がさく裂。まともに食らってダウンしたグエンにフォルミーガがパウンドの嵐を降らせるが、レフェリーが止めに入らないと見たフォルミーガは馬乗り状態からリアネイキドチョークに切り替える。グエンは最後まで粘ったが失神し、フォルミーガの一本勝ちが決まった。
フライ級マッチ
○ジュシー・フォルミーガ vs. ベン・グエン●
3ラウンド(1分43秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
ジュシー・フォルミーガ
「コーチやボクシングのパートナーたちと一生懸命がんばってきたし、今日は自分の打撃を見せようと思っていた。今は最高の気分。ベルトを取りたい。UFCで6年過ごしたから、挑戦権を得るにふさわしいと思っている」
フォルミーガがグエンに一本勝ち
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