日本時間2月19日(月)、アメリカ・テキサス州オースティンのフランク・アーウィン・センターでUFCファイトナイト・オースティンが開催され、ロベルト・サンチェスとジョビー・サンチェスによるフライ級マッチが行われた。
開始早々にテイクダウンを狙って接近戦を仕掛けたロベルト。ジョビーは一度倒されたもののすぐに立ち上がったが、再度組み付いたロベルトがケージ際でジョビーの足を払ってテイクダウンを奪っている。すかさず背後に回り込んだロベルトは立ち上がるジョビーを離さず、おんぶされる格好になりながらも食らいつき、振り落とそうとするジョビーがロベルトを背負ったまま後ろ向きに倒れたところで、狙いすましたようにロベルトがチョークでジョビーを締め上げた。必死に耐えていたジョビーからタップを引き出したロベルトが見事な一本勝ちを収めている。
フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ロベルト・サンチェス vs. ジョビー・サンチェス●
1ラウンド(1分50秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
ロベルト・サンチェス
「相手はバックゲームが得意。すぐに仕掛けてくると思っていたけど、フックもすごかった。当たってはいたから、チョークを仕掛けるまでじっと耐えないといけなかった。苗字は同じだけど、スタイルはまったく違うね。相手は従来型のストライカーで、こっちは従来型のグラップラーだ。相手がどう来るかとか、トップに来られることも分かっていた。自分の本職は保険数理士のアナリストで、保険の見積もりや金融リスクの計算をしたりしている。でも、常に軽視されていたとしても、あっという間に勝てるヤツなんだってことを覚えておいてもらいたい。俺はいつもアンダードッグと言われるけれど、俺はファイターだ」
サンチェス対サンチェス、同名対決はロベルトに軍配!
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